■広島県世羅町の町民を襲撃した怪生物 ~ セラドン
今回はセラドン (Seradon) です。
広島県のほぼ中央に位置する世羅郡世羅町 (せらぐん・せらちょう)。
― 襲撃の始まり ―
1996年、この静かな町で、町民を震え上がらせる謎の野生動物による襲撃事件が2度発生しました。
最初の襲撃は2月25日夜のこと。
同町に住む男性が、深夜0時頃、外にあるトイレへ向かう途中に突然襲われました。
争う音に気付いた家族が駆け付け、必死に応戦した結果、なんとか生還したものの、男性は軽傷を負いました。
彼の証言によれば、「アナグマに似ていた」ということです。
― 翌日の惨劇 ―
しかし襲撃は翌日も起こりました。
2月26日午後8時ごろ、次に襲われたのは同町に住む夫妻でした。
セラドンは夫に襲いかかり、妻が助けようとしたところ、妻も巻き込まれてしまったといいます。
その生物が何であれ、襲撃は事実であり、町では夜間の外出時に野生動物に警戒するよう注意喚起が出されました。
最初に襲われた男性の目撃証言では体長1.2メートル、体高30~40センチ。
夫妻の証言では体長60~70センチ、体高30センチとやや異なります。
しかし、夜間で得体のしれない生物に襲われた状況下で冷静に観察することは現実的ではなく、この差は誤差と考えて差し支えないでしょう。
― 正体は何か? ―
「アナグマに似ている」という証言は姿を具体的に想像させる非常に有力なUMA情報です。
もしアナグマが正体であれば、おそらくニホンアナグマ (Meles anakuma) でしょう。
しかし通常、アナグマが人間を襲うことはほとんど考えられません。
日本では狂犬病が撲滅されているため、狂犬病に罹患したアナグマ説も可能性は低いところです。
― 外来種の可能性 ―
個人的には、この生物の正体は既知生物であれば外来種であるアライグマ (Procyon lotor) の可能性が高いのではないかと考えています。
通常、アライグマも人を見かけるとすぐに逃げていくものですが、アライグマに襲われた事件は散見されており、気性も個体差により変わりますから、アナグマよりはあり得そうです。
みなさんはどう思いますか?
UMA探しの旅は終わらない (国内外1000体以上のUMAが待っています)
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