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2020年9月29日火曜日

ネス湖でバスほどもある巨大なウナギのような生物が目撃される


■ネス湖でバスほどもある巨大なウナギのような生物が目撃される


ネッシーの正体を巡っては多くの説が存在します。

一般的にもっとも浸透しているのは、恐竜と時代を共にした海生爬虫類、プレシオサウルスが淡水に適応した子孫であるというものです。

しかし、その説はかなり厳しいと言わざるを得ません。

ネス湖 (Loch Ness) はウェブカメラで24時間監視されており、誰もが気軽にネッシー探しに参加できますが、爬虫類であれば息継ぎに上がってくる姿を一切目撃されずに生息するというのはほとんど不可能だからです。

しかし科学的にも何度も否定されているにも関わらず、ネッシーは不屈の精神?で蘇ります。
今年 (2020年) に入っても、少なくとも7件以上の目撃情報が報告されています。

いくら否定されようとネッシーは死なず。

散発するネッシーの目撃情報ですが、ここに来てかなり衝撃的な目撃が伝えられました

目撃したのはコーリー (Corey) と妻のローレン (Lauren) のスターロック (Sturrock) 夫妻です。

夫妻がネス湖の東岸、ドリズ (Dores) を散歩していたときのことです。

突如水面が膨れ上がったかと思うと、巨大な生物の姿が現れたのです。

とてつもない大きさで、バスほどもあったといい、スターロック夫妻以外にもその場にいた人たちはこの怪物を目にしたといいます。

以下はコーリー氏のインタビューです。

「わたしは生まれてからずっとネス湖のまわりを散歩したりキャンプをしたりしていますが、ネス湖の怪獣 (Loch Ness monster) の存在を信じたことなんて一度もありません。

ですがわたしと妻が目撃したものはまさにとてつもないもので、他の方々もわたしたちと同じものを目撃したことがあるのかどうかを知りたいと思っているんです。

わたしと妻が見たもの、それはまさに巨大なウナギといった感じでした。

バスぐらいの大きさ、とにかくとてつもない代物です。

即座にスマホに手を伸ばしましたがわずか10~20秒程度の出来事で、実際にそいつが水中から現れたのは数秒程度です。

スマホを手に取ったときには水中に没してしまいました。

伝えられるような背中にコブのあるネッシーとは違っていました、そうですね、とにかく大きなもの、巨大なウナギといった感じでしたね。

ネス湖には何かがいるなんて信じたこともありませんし、ネス湖の怪獣を信じる根拠もありませんが、もしかすると巨大なウナギが生息しているのかもしれませんね、それが現れたときに怪物騒ぎが起きるじゃないかな。

目撃したのはわたしたち夫婦だけではありません、同じ通りを歩いていた他の人たちも見ているんです」

なんらかの自然現象の可能性も考えられますが、最近では最も衝撃的な目撃情報の一つと言えます。

(参照サイト)

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2020年9月27日日曜日

【雑談】天国へ


■ 天国へ

動物が好きなので今までいろいろな動物を飼っています。

といっても特に珍しいものは飼ったことはありません。

犬、猫、ウサギ、モルモット、ハムスター、カメ等々。

どれもみんなかわいい。

それでも、とりわけ可愛がっていたものがいくつかいます。

その中の一匹が突然亡くなってしまいました。

高齢でしたがほぼ急死に近い感じです。

先日の4連休の最後の日の火曜日、ちょっと体調を崩してみるみる悪くなり木曜の夜に息を引き取りました。

16歳でしたが見た目も行動も子猫みたいに無邪気な子で、高齢に見えない子だっただけに立ち直れないほどのショックです。

食べることがとにかく大好きで、特にお気に入りはFelixのパウチ、一日何袋食べてるんだろ、トータルで数千パック食べてるんじゃないかな。

トイレにもお風呂にもついてきて、会社の帰りには出迎え、自分がご飯食べているときは膝に乗っかって、とまさに忠猫。

いつも膝の上に乗っかっていて家にいるときは大げさに言えば24時間べったりくっついている子です。

最後に膝で寝ていたのが月曜日。

何時間も膝に乗っかって寝ているのでいつも足が痺れてきます。

「はい、また後で」っていつもの通り膝から抱っこして下ろしたのが最後の抱っこです。

それを思い出して、あれが最後の抱っこになると分かっていたら下ろしたりしなかったのに、、、後悔じゃないですけど、なんかね。

2ヶ月前に誕生日をしてまさかその2ヶ月後になくなるなんて夢にも思いませんでした。

16年と2ヶ月、いつもいい思いをさせてもらいました。

感謝しかありません。

こんなことみなさんに対して書いたところで興味ないだろうし、意味はないことも分かっているんですけど、少しは自分の気が紛れるかなと思って書いている感じです。

全く個人的な雑談を最後まで読んで頂いてどうもありがとうございます。


2020年9月26日土曜日

50億羽最後のリョコウバト「マーサ」の話

(マーサの剥製)

■50億羽最後のリョコウバト「マーサ」の話

ヨーロッパの移民たちがアメリカ大陸に渡った当時、この大陸でもっともありふれた鳥のひとつがリョコウバト (Ectopistes migratorius) です。 

当時、アメリカ大陸に生息していたリョコウバトの数は50億羽ともいわれています。

アメリカの鳥類学者ジョン・ジェームズ・オーデュボン (John James Audubon) は1兆羽と見積もったほどです。

名前の通り、渡りをするハトで、その時期にもなると空はリョコウバトで埋め尽くされ、何日もの間、空は真っ暗な状態が続いたといわれています。

一説にはその群れの長さは300マイル (約500キロ) にも及んだといわれています。

体長が40センチもある大柄なハトで、「もっとも美しいハト」と形容されることもある美しい羽を持ちます。

(image credit by John Henry Hintermeister/Public Domain)

しかしあまりにありふれた鳥であったため、人々の関心はリョコウバトの美しさに向くことはありませんでした。

移民にとってリョコウバトとは?

家禽のような手間もかけずとも容易に手に入る鶏肉、それがリョコウバトの位置づけです。

50億羽もいたリョコウバトです、移民たちはいくら殺しても平気だろうと高をくくっていました。

そのためリョコウバトは移民たちに徹底的に虐殺され続けました。

どんなに銃の扱いに慣れていないものでもリョコウバトを仕留めることは容易なことでした。

群れに向かってでたらめにライフルを放ってもリョコウバトは落ちてきます。

狙わずとも「当たってしまう」というのが適切な表現だったのかもしれません。

ときには必要以上の殺しすぎたため、家畜の豚を連れてきて掃除させたという逸話も残るほどです。

リョコウバトは渡りをするため筋肉がよく発達しており非常に美味だったという説もあります。

実際はどうかわかりませんが、不味くなかったのは確かでしょう。

食肉としての価値がなければこれほどまでに狩られることもなかったでしょうから。

しかし「無限」にいると思われていたリョコウバトが目に見えて減ってきたことを人々は肌で感じ始めます。

1860年代以降、焦った各州はリョコウバトの保護条例を相次ぎ発令し、リョコウバトの減少を食い止めようとしました。

しかし強制力を持たないそんな条例を守るハンターはおらず、リョコウバトの群れは見つけ次第弾丸をこれでもかというほど浴びせました。

20世紀を迎える頃にはもはやリョコウバトを見かけることはほとんどなくなり、いつの間にやら「超」がつく希少な鳥となっていました。

今回はそんな悲劇のリョコウバトマーサ (Martha) の話です。

野生下でほとんどリョコウバトを目にする機会がなくなる一歩手前ごろから、リョコウバトは「珍しい鳥」として動物園で展示されるようになっていきます。

数が多いことから繁殖力が高そうなイメージを抱かれがちですが、実は非常にデリケートで繁殖力が弱い鳥であったと考えられています。

それゆえ飼育下での繁殖の成功例はあまり多くなかったと考えられますが、そんな数少ない動物園で生まれた子の一羽がマーサです。

マーサの誕生年は諸説ありますが、もっとも有力なのは1885年です。

(剥製に展示されたマーサ)
(image credit by Ph0705)

彼女の名は、アメリカの初代大統領、ジョージ・ワシントンのファースト・レディ、マーサ・ワシントン (Martha Washington) から取られたものです。

上記の通り20世紀を迎える頃には野生のリョコウバトはほぼ全滅します。

動物園で飼われていたリョコウバトも次々と死んでいき、1910年7月10日にオスのリョコウバトが死ぬと、文字通りマーサが地球上最後のリョコウバトとなりました。

マーサはシンシナティ動物園で生まれ、同動物園で飼育されていたため、一度も空を羽ばたくことのなかったリョコウバトです。

少し前まではそのリョコウバトの美しさに見向きもしなかった移民たちですが、それがなんであれ、「希少」となれば話が違ってきます。

それはリョコウバトも同じでした。

マーサはもっとも移民たちに注目され、もっとも愛されたリョコウバトとなります。

動物園に来る人々はみなマーサが目的でした。

しかし最後のオスのリョコウバトが死に地上に残った最後のリョコウバトとなった1910年、マーサはすでに25歳という高齢でした。

注目を浴び始めたとき、彼女の生命力はゆっくりとゆっくりと失われている時期だったのです。

マーサの飼育員は、高齢の彼女が容易に止まり木に乗れるよう鳥かごの床からわずか数インチ (5~10センチ程度) のところに付け替えてあげたといいます。

止まり木に飛び乗るのも大変なぐらいです、マーサは高齢のためあまり動かなくなってきました。

動くこともままならないマーサを不満に思う来園者の中には、彼女に向かって砂を投げつけるものすらいたといいます。

来園者の特に多い休日にはそんな輩からマーサを守るため、鳥かごの周りにはロープを張りました。

マーサの年齢や健康状態を考慮すれば、おそらく展示させるべき状態ではなかったことは想像に難くありません。

なぜ展示をやめなかったのか?

ほとんどの来園者の目的はマーサであったため、マーサの展示をやめれば来園者の数に大きく影響するからです。

地球上に残るリョコウバトは高齢のマーサ一羽だけ。

リョコウバトの絶滅は免れる術はありません。

そしてそのときはやってきました。

1914年9月1日、午後1時。

マーサは止まり木からぽとりと落ちると、二度と止まり木に乗ることはありませんでした。

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2020年9月22日火曜日

たった一度だけ捕獲された幻の巨大モモンガ ~ ナムダファモモンガ

(image credit by Wikimedia)
(現存するナムダファモモンガの唯一のサンプル)

■たった一度だけ捕獲された幻の巨大モモンガ ~ ナムダファモモンガ

今回はUMAの話ではありません。

インド北東部のアルナーチャル・プラデーシュ州には広大な国立公園、ナムダファ国立公園 (Namdapha National Park) があります。

この国立公園で今からおよそ40年前の1981年、現在までただの一度だけ捕獲された幻のモモンガがいます、ナムダファモモンガ (Biswamoyopterus biswasi) です。

まさに超希少生物です。

インドの希少生物といえばおそらくバライロガモ (Rhodonessa caryophyllacea) のほうが有名かもしれませんがナムダファモモンガは同レベルの希少性です。

(すでに絶滅したともいわれているバライロガモ)
(image credit by Huub Veldhuijzen van Zanten/Wikimedia)

ナムダファモモンガ属 (Biswamoyopterus) は長い間本種のみ構成されていましたが、2013年にラオスオオモモンガ (Biswamoyopterus laoensis)が、2019年にガオリゴンモモンガ (Biswamoyopterus gaoligongensis) が新たに加わり全3種となりました。(和名は分からないので直訳してこう呼ぶことにします)

いずれもサンプル数1~2体と少なく、平均サイズなど知る由もありませんが、この少ないサンプル数の中でもっとも大きいのがラオスオオモモンガで体長46センチ、尾長62センチで全長108センチにもなります。

ナムダファモモンガは体長40.5センチ、尾長60センチで100.5センチと僅かに及びませんがこの程度のサンプル数でいずれが最大種かは判断できません。

非常に大きいモモンガの仲間であるにも関わらず、人目につかず、ナムダファモモンガのサンプル数は発見から40年でいまだに一匹だけ、他2種に至っては発見されて間もないという不思議な不思議な生物です。

(image credit by SS Saha/Zoological Survey of India)

ラオスオオモモンガはいわゆるブッシュミート・マーケット (野生動物の食肉市場) で発見されたことから地元ではそれなりに知られた存在であった可能性もあります。

とはいえ少なくとも科学者の手に渡ったのは3種合わせても数匹というまさに幻の生物です。
ナムダファモモンガに至っては40年間捕獲されていないことからも、絶滅に近い状態にある可能性も考えられます。

しかしインドのこの分野の第一人者ムラリ (Murali) 博士とアーメド (Ahmed) 博士はこの状況を楽観視しているといいます。

その理由はナムダファ国立公園のそのほとんどが人跡未踏であり調査が進んでいないから。

一応、この40年間で幾度かの目撃情報は報告されているものの、アルナーチャル・プラデーシュ州だけでも14種のモモンガやムササビが生息しており、その目撃が本当にナムダファモモンガかは確実なものではないといいます。

同地域に生息するオオアカムササビ (Petaurista petaurista) は体格的に似通っていることもあり特に誤認される傾向にあるといいます。

(オオアカムササビ)
(image credit by Rohit Naniwadekar/Wikimedia)

それゆえ1981年のただ一匹のサンプルのみがナムダファモモンガの実在する証拠となっています。

多くのUMAですら (そのほとんどは誤認といえども) もっとたくさんの目撃があります。

タスマニアタイガーに至っては絶滅宣言後 (1936年) から80年以上も経った現在でも数ヶ月に一度は公的機関に目撃情報が寄せられるほどです。

ムラリ博士いわく、ひとえにこれはモモンガやムササビの人気の無さが原因だといいます。

インドではこれらの生物の研究者が少なくナムダファモモンガに限らず、ほとんど調査は進んでいないといいます。

前述したとおり、ムラリ博士はナムダファモモンガの生存を楽観視しているといいますが、クラウドファンディングで集めた資金を使い2019年11月から2020年4月までに行われたナムダファモモンガの遠征調査でも写真一枚撮影することに成功しませんでした。

(参照サイト)

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2020年9月21日月曜日

十字架を背負うカワウソの王 ~ ドアーチュ (ドアル・クー)


■十字架を背負うカワウソの王 ~ ドアーチュ

今回はアイルランドのUMA、ドアーチュ (Dobhar-chú)。

ドアーチュはアイルランド語で単に「カワウソ」を意味する単語ですが、UMAとしてのドアーチュはただのカワウソではありません。

ドアーチュの姿は諸説ありますが、基本的には巨大なカワウソ、もしくは巨大なカワウソと犬のハイブリッド的な姿をしているといわれ、体長は7~15フィート (約2.1~3.5メートル)、真っ白な毛で全身が覆われており背中に黒い十字模様があるともいわれています。

上記のような容姿から、英語ではキング・オッター (King otter 「カワウソの王」) やウォーター・ドッグ (Water dog 「水犬」) と呼ばれます。

非常に獰猛であるといわれており人間、そして犬に対しては特に攻撃的で、集団で襲ってくるといいます。

その伝説は17世紀からあり、目撃される湖を雑多で、マクロス湖 (Muckross Lake)、マスク湖 (Lough Mask)、スラヒーンズ湖 (Lough Sraheens)、グレネード湖 (Glenade Lough) 等が有名です。

こんな話があります。

アイルランド北西部のグレネード湖 (Glenade Lough) のすぐ近くにグレース・マクグロイリン (Grace McGloighlin) という女性が夫テレンス (Terence) とふたりで暮らしていました。

ある日のこと、グレースはいつものように洗濯をしにひとりで湖へと出かけていきました。

いつもの平和な日常。

ところがその日は違いました、家にいたテレンスの耳にグレースの悲鳴が飛び込んできたのです。

ただ事ではないと短剣を持って家を飛び出し馬に乗って湖へと急ぎました。

しかし時既に遅し。

そこには血まみれになり変わり果てたグレースの姿があったのです。

そして彼女のすぐそばには巨大なカワウソ、ドアーチュの姿が。

テレンスはドアーチュに飛びかかると持ってきた短剣を突き刺して殺しましたが、今度は別のドアーチュが湖から飛び出しテレンスに突進してきます。

不意を突かれ恐怖に陥ったテレンスは馬に飛び乗ると、ドアーチュの追跡から逃れるべく何マイルも走りました。

しかしドアーチュはどこまでもどこまでも執拗に追ってきます。

そんな終わりのない逃亡劇もついに終わりの時を迎えます。

テレンスの行く手を砦が塞いでいたのです。

万事休す。

ドアーチュがテレンスに追いつくのも時間の問題です。

しかしそこはカシェルガーラン (Cashelgarron) の賢者にして鍛冶屋の男性の鍛冶場だったのです。

男はテレンスに駆け寄るとドアーチュを倒すべく剣を手渡し仕留める方法を伝授します。

テレンスは男の言葉に従いドアーチュを倒すことに成功しました。

、、、と、最後は完全におとぎ話ですがグレースのお墓はコンウォールの墓地に実在します。

1722年9月22日にドバーチュによって殺されたといわれているグレース・マクグロイリンですがその名はグレース・コノリー (Grace Connolly) もしくはグラーニア・コノリー (Gráinne Connolly) と諸説あります。

さてドアーチュとは一体なんなのか?

アイルランドに生息するカワウソは絶滅した (と考えられている) ニホンカワウソ (Lutra nippon) とほぼ同じユーラシアカワウソ (Lutra lutra) で体長は大きくても70センチ程度、尾を含めてやっとこ1メートルに届くといったところで、体重も12キロ程度しかありません。

ドアーチュの体長を2メートル前後を最低ラインとすれば明らかに物足りません。

しかし現世最大のカワウソ、南米に生息するオオカワウソ (Pteronura brasiliensis) であれば体長は1.4~1.7メートル、体重30キロオーバーと桁違いに大きくドアーチュの正体としてもまあ悪くはありません。

(オオカワウソ)
(image credit by Dirk Meyer/Wikimedia)

しかも社会性を営み、集団で獲物を狩るという習性もドアーチュを彷彿とさせます。

大きさ的にはちょっと不満ですが、未発見のオオカワウソの亜種がアイルランドに実は生息している (いた)、という可能性は「UMAとしては」という注釈付きであればそれほど突飛ではありません。

さらにこの種のアルビノであればまさにドアーチュということになります。

これほど巨大な哺乳類が今の今まで発見されていなかったというのであれば大ジュースになること必至ですが、UMAファンとしては今ひとつ心がときめかないかもしれません。

そう、UMAファンは化け物じみたものを見たいのです。

そういうわけでUMAファンの心をときめかせるには絶滅種の力を借りるしかありません。

候補は320~340万年前のエチオピアに生息していた巨大カワウソ、エンヒドリオドン・ディキケ (Enhydriodon dikikae) です。


頭骨や上腕部等、部分的にしか骨が発見されていないことから研究者により推定値にも幅がありますが、最大で体長は7フィート (2.1メートル) 超え、非常にガッシリとした体躯から200キロ以上にも成長したのではないかといわれています。

もはや完全にクマサイズのカワウソです。

半水生と考えられていますが、陸生と考える研究者もいます。

南米のオオカワウソは体重30~40キロ程度でもかなり怖い存在ですから、エンヒドリオドンが現代に蘇れば生身の人間では太刀打ちできず殺られるのみです。

まさにドアーチュ。

ドアーチュの正体がエンヒドリオドン (の子孫) であればみなさんUMAファンも満足いただけることでしょう。

(参照サイト)

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