■しわくちゃの深海ネズミ ~ フライアールムース
水生UMAといえば、巨大海蛇シーサーペントやネッシーを代表とする絶滅巨大海生爬虫類がほとんどで、稀に半魚人的ヒューマノイドも目撃されることもあります。
またUMA全般に言えることですが、巨大なものが多く水生UMAは特にそれが顕著です。
そういった中でフライアールムース (Flæðarmús) はかなり異色な存在です。
フライアールムースはアイスランド近海の海底に生息する哺乳類タイプのUMAで、多くの哺乳類系海棲UMAのようにクジラやイルカ、アザラシといったタイプではなく、その姿は「ネズミ」に似ているといいます。
大きさは普段見慣れているネズミよりも幾分大きいといい、皮膚はしわくちゃだといいますが、決して怪物的な大きさでも外見でもありません。
その姿を想像するに、ハダカデバネズミ (Heterocephalus glaber) が頭に浮かびます。
またUMAの多くが人間に敵対的・脅威的な存在であるのに対し、フライアールムースは捕獲した人に富をもたらすとまでいわれています。
大潮の際にのみ上陸するといわれ、フライアールムースを捕獲できた場合にはかなりラッキーです。
海水を張った容器にフライアールムースを入れ、一緒に銀貨もしくは金貨を入れておくと次の日にはその銀貨・金貨が2倍になっているといわれているからです。
フライアールムースの話を聞いた限り、完全にフィクション、おとぎ話の世界ですが、もしかするとこれは英語でシー・マウス (Sea mouse 「海ネズミ」) と呼ばれるウロコムシ (Aphrodita) が元になっているかもしれません。(日本で「海鼠」とかくと「ナマコ」のことですが)
ウロコムシはミミズ等と同じ環形動物 (かんけいどうぶつ) でゴカイの仲間です。
特にイバラコガネウロコムシ (Aphrodita aculeata) は体の側面から生える無数の剛毛が光に当たると宝石のように美しく輝き、富を与える生物に感じさせるかもしれません。
体長は大きいもので20センチ程度、この美しい輝きはディフェンス用で、捕食者に対し強力な警告となります。
ひっくり返して腹部を確認すれば環形動物ですから体節も確認でき、これを「しわくちゃ」と表現されたとも考えられます。
見た目とは裏腹に意外に獰猛な生物で甲殻類や自身より大きなゴカイ類を捕らえて食べることが知られています。
(参照サイト)
NEWS NETWORK
またUMAの多くが人間に敵対的・脅威的な存在であるのに対し、フライアールムースは捕獲した人に富をもたらすとまでいわれています。
大潮の際にのみ上陸するといわれ、フライアールムースを捕獲できた場合にはかなりラッキーです。
海水を張った容器にフライアールムースを入れ、一緒に銀貨もしくは金貨を入れておくと次の日にはその銀貨・金貨が2倍になっているといわれているからです。
フライアールムースの話を聞いた限り、完全にフィクション、おとぎ話の世界ですが、もしかするとこれは英語でシー・マウス (Sea mouse 「海ネズミ」) と呼ばれるウロコムシ (Aphrodita) が元になっているかもしれません。(日本で「海鼠」とかくと「ナマコ」のことですが)
ウロコムシはミミズ等と同じ環形動物 (かんけいどうぶつ) でゴカイの仲間です。
(イバラコガネウロコムシ)
(image credit by Gert Oxby via NEWS NETWORK)
特にイバラコガネウロコムシ (Aphrodita aculeata) は体の側面から生える無数の剛毛が光に当たると宝石のように美しく輝き、富を与える生物に感じさせるかもしれません。
体長は大きいもので20センチ程度、この美しい輝きはディフェンス用で、捕食者に対し強力な警告となります。
ひっくり返して腹部を確認すれば環形動物ですから体節も確認でき、これを「しわくちゃ」と表現されたとも考えられます。
見た目とは裏腹に意外に獰猛な生物で甲殻類や自身より大きなゴカイ類を捕らえて食べることが知られています。
(参照サイト)
NEWS NETWORK
(参照サイト)