2020年8月25日火曜日

イングランドの工事現場でセキュリティ・カメラが捉えたコープス・ブライド

(image credit by South West News Service)

■セキュリティ・カメラが捉えたコープス・ブライド

「想像してみてくださいよ、真夜中の突然2時に起こされて、あんなもの見せられたらもう眠れなくなりますよ」

深夜2時。

イングランド、バーミンガムのとある建設現場で、セキュリティ・カメラの動体検知機能が作動し、警備室に警告音が鳴りました。

「わたしは一度たりとゴーストの存在なんで信じたことはありません、ですが、じゃあ画像に映り込んでいるものはなんなのか?と聞かれてもうまく説明する自信はありません。

フェイクだろうと言う人もいますが、この画像が一切加工されていないことをわたしは100%保証します」

警備会社リミットレス・セキュリティ (Limitless Security) の社長であるアダム・リーズ (Adam Lees) 氏は警告音で目を覚まし、ラップトップに目をやりました。

そこには監視カメラの動体検知で撮影されたスナップショットがポップアップ・ウインドウで表示されていました。

(セキュリティ・カメラが捉えたスナップショット)
(image credit by South West News Service)

「前傾姿勢でなんだか浮いているように見えます、それに手にはなにかを持っているような感じです。

わたしの目にはウエディング・ドレスを身にまとい結婚を待ちわびた女性のように映るんです。

今までに何百という工事現場にセキュリティ・カメラを設置していますが、こんな奇妙な体験をしたのは初めてです」

リーズ氏は即座にスタッフを現場に向かわせました。

わずか3分ほどでスタッフは現場に到着したものの、なんら「霊」の痕跡は見つからなかったといいます。

リーズさんは誠実そうなおじさんで (だからといってすべて真実しか語らないとは言いませんが)、とても嘘をついているようには見えません。

確かにセキュリティ・カメラが捉えたスナップショットは「ドレスを着た女性」のように見えます。

(パレイドリア/シミュラクラの一例、木目は心霊写真の宝庫です)
(image credit by Tony 1212/Wikimedia)

いわゆる心霊写真に写り込む「(心霊の) 顔」の多く (すべてではない) はパレイドリア効果(Pareidolia) のひとつシミュラクラ現象 (逆三角形に配置された3つの点を見ると顔と認識してしまう現象, Simulacra) で説明がつきますが、このように顔だけでなく体も全てとなると説明は困難です。

動画だったら良かったんですけどね、動体検知のスナップショットなので仕方がありません。

「心霊写真」として楽しんでください。

(参照サイト)
THE Sun
news.com.au

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1 件のコメント:

  1. シミュラクラ現象は
    「∵」を配置することで
    そこに顔という意味を見出してしまう現象のことで
    そこに"人間の"顔があるように見えるということではないはず

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