■これをただの偶然の一致で片付けられるか!? ~ "Alis Volat propriis"
今回はグリッチ・イン・ザ・マトリックス。(グリッチ・イン・ザ・マトリックスの詳細についてはこちらをどうぞ)
今回のものは話自体はそこそこシンプルですが、グリッチ系に多いジャンルの「奇跡の一致」「ドッペルゲンガー」「パラレルワールド」の複合型です。
それではどうぞ。
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15年ほど前、私はひどい失恋をした際に足に "Alis Volat propriis" というタトゥーを入れました。
それから数年後、私はオハイオ州に住んでいましたが、特にそこに住みたいといった動機もなくオレゴン州へと引越ししました。
ある夜のこと、オレゴンに引っ越してからできた恋人とデートをしていて、私の足のタトゥーの話題となりました。
するとボーイフレンドは "Alis Volat propriis" って、オレゴン州のモットーなんだよ、と教えてくれました。
"Alis Volat propriis" はラテン語で「自らの翼で空を飛ぶ」といった意味で、オレゴン州のモットーだとは初耳でしたが、これはちょっとした偶然だったかもしれません。
本題はこれからです。
それからまた2年後のこと、サンフランシスコのロンバードの丘で当時のボーイフレンドと彼の娘のバースデーを祝っていた時のことです、私たちのすぐ横には女性たちのグループがいました。
私は丘の上から景色を眺めたりしていましたが、グループの一人の女の子に、私と全く同じ場所、 全く同じ字体で "Alis Volat propriis" とタトゥーがあるのに気付きました。
彼女の友人が私に彼女と話してみなさいよ、と話しかけてきました。
すると彼女は驚くほど私と境遇が似ていることが分かりました。
彼女はひどい失恋をしタトゥーを入れ、オハイオからオレゴンへの引っ越し、オレゴンでタトゥーの言葉がその州のモットーであることを知り、自分が来るべくしてオレゴンへ来たと悟った、なんて冗談交じりに話していました。
あれから10年ほど経った現在、あの出来事はグリッチ・イン・ザ・マトリックスであり、彼女は「自分」とは別の人生を歩んでいる別の「自分」だったと確信しています。
この一致は偶然で片付けるにはあまりにクレイジー過ぎますし、現実に起きたこととは思えないほどだからです。
これが事実であったことを証明できる「目撃者 (当時のボーイフレンドとその娘)」もいます。
あの時、彼女と連絡先を交換していたら良かったのに、と後悔しています。
(参照サイト)
reddit
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