さて今回はゴースト系のネタ、というかニュース。
まずは動画を見てください。(動画は本文最下部にあります)
動画を再生させるのが面倒くさい人は一連の流れを画像で見てください。
(まず自動ドアが勝手に開きます)
(受付は来訪者を通すためにライン・ディバイダ―のラインを外します)
(来訪者と話しながらバインダーにメモを取ります)
(院内へどうぞとばかりに促します)
(車椅子をお使いになれば?と勧めているようです)
さてさて、ゴーストは見えましたか?
これはアルゼンチンの首都ブエノスアイレスにあるフィノキエット・サナトリウム (Finochietto Sanatorium / Sanatorio Finochietto) という病院の監視カメラの映像です。
2021年11月11日、午前3時36分という真夜中の出来事です。
まったく加工されておりません。
当然ですね。
見れば分かる通り、当時勤務していた受付以外の登場人物はおらず、実際にゴーストが映っているわけではないのですから。
ひょっとしてゴーストが見えるという人もいるかもしれませんが、自分には見えません。
受付の男性の行動は不思議なものです。
正面に見える自動ドアが開きますが、そこには誰もいません。
真っ暗であり、深夜であることがわかります。
受付は机のバインダーを手に取ると、まるでたったいま誰かがそのドアを通過してたかのごとく入口へと向かい、ライン・ディバイダーのラインを外して「見えない来訪者」を招き入れているように見えます。
そしてライン・ディバイダ―のあたりで「見えない来訪者」と身振り手振りをまじえながら話をし、バインダーに何かを書き込んでいるようです。
さらに入口付近にある車椅子を取りに行く姿も映像に収められています。
受付係の一連の行動はいったいなんなのか?
それは数時間後に分かります。
受付によると、さきほど会話していた「見えない来訪者」は高齢の女性だったといい、今その女性はどこにいるのか院内に確認したところ、誰も来ていないというのです。
同病院はひとりの高齢女性が院内で行方不明になったのかと少しばかりの混乱が生じたといい、その女性の名前をあらためて確認したところ前日亡くなった女性であることがわかりました。
本当に受付係はゴースト (高齢女性) を見たのか?
それとも人々を驚かせようと一世一代のパントマイムを行ったのか?
ふつうに考えれば後者ですが、現時点では分かっていません。
ちなみに正面入り口の自動ドアは前日から壊れており、10時間で28回も勝手に開閉したと病院は公式に発表しています。
(参照サイト)
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