■スナーサ湖の怪物 ~ クジュラ
ノルウェーにある淡水湖、スノーサヴァトナ (Snåsavatnet) ことスナーサ湖 (Lake Snåsa / Lake Snasa)。
氷河の浸食により形成された湖で、長さ25マイル (約40キロ) に対し幅は僅か1.9マイル (約3キロ) と極端に細長い形状をしているのが特徴です。
2005年7月3日、この湖でレイク・モンスターの写真撮影に成功した人がいます。
農夫のエイナル・ヨハネス・サンネス (or アイナル・ヨハネス・サンネス, Einar Johannes Sandnes) さんです。
この日サンネスさんは友人アンツ・エリック・ヨーマ (Arnt Erik Jåma) さんとこの湖に訪れボートに乗って釣りを楽しんでいました。
とても天気のいい和やかな日で十分釣りを満喫し、夕方になったのでかれらは岸へと戻りました。
サンネスさんは湖に背を向けコーヒーを作っていたときだったといいます。
静かだった湖の方から音が聞こえます。
振り向くと湖面が泡立ち波紋が現れました。
サンネスさんの立っていた場所から50~70フィート (約15~21メートル) とかなり近い距離だったそうです。
突然、その波紋の中心から怪物が飛び出ました。
(image credit by Einar Johannes Sandnes)
サンネスさんは反射的に手に持っていた携帯を怪物に向け撮影したのがこの写真です。
友人のヨーマさんもサンネスさんのすぐ後ろにおり、この怪物を見たといいます。
湖面から1メートルほど体を突き出し、ほんのわずかな間静止したといいます。
しかし怪物はすぐに湖の中へ没してしまいました。
これは日本のUMA本でクジュラ (Kudulla) と呼ばれているレイク・モンスターで、もしかすると「キュードゥラ (キュードラ)」と発音したほうが近いかもしれません。
随分と解像度が低く検証に耐えうるものではありませんが、クラシックなシーサーペント系、もしくは恐竜系UMA写真を彷彿させUMAファンであれば十分楽しめます。
この時代に、こんな素敵な写真を届けてくれたのですし、真偽についての検証はしないことにします。
ところで、サンネスさんがこの写真を公開したのは撮影してから1年半以上も経ってからです。
その理由を聞くとこう答えました。
「そうですね、写真を公開するのには少しためらいました、誰も信じてくれないんじゃないかと思うと少し怖かったんです。
この怪物を目撃したのはわたしたちが初めてではないですが、写真の撮影に成功したのはわたしがはじめてです。
ですがこれが確実にシーサーペントか?と聞かれたら、それを保証することまではできませんよ」
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