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2025年12月17日水曜日

ウミヘビ殺人事件!90%はこいつの仕業 ~ イボウミヘビ


■ウミヘビ殺人事件!90%はこいつの仕業 ~ イボウミヘビ

今回はUMAではなく現存する猛毒生物、イボウミヘビ (Hydrophis schistosus)。

冴えない和名ですが、かなり強力なウミヘビです。

まず彼らのプロフィールから。

イボウミヘビが棲息するのは東南アジアから中東、そしてマダガスカルまで,
河口部からマングローブ、沿岸、沖合とその範囲が広く、温暖な海ならどこにでもいるといった感じです。

体長は概ね4フィート (約1.2メートル) 程度ですが、大型個体は5フィート (約1.5メートル) 以上と人間の身長程度になります。

ウミヘビですから当然といえば当然ですが非常に海に適応しており、最大水深100メートルほどまで潜ることができ、しかも5時間も息継ぎなしで海中に滞在できます。

魚食性で多くのウミヘビがそうであるように、イボウミヘビも猛毒を有します。

日本を代表するウミヘビのひとつ、エラブウミヘビ (Laticauda semifasciata) なんかも日本では毒ヘビの代表格で知られるハブ (Protobothrops flavoviridis) よりも遥かに強いといわれています。

毒性を分かり易く半数致死量のLD50で表すと (値が小さいほど毒性が強いことを意味します)、ハブは54mg/kg、ニホンマムシ (Gloydius blomhoffii) は16mg/kgとマムシの方が3倍ほど毒性が強いですが、エラブウミヘビは0.21mg/kgです。

(イボウミヘビ)
(image credit: Wikicommons)

で、今回の主役、イボウミヘビのLD50はというと、0.1125mg/kgとエラブウミヘビよりもさらに強いのが分かります。

ちなみに一番毒性の強いウミヘビはデュボアトゲオウミヘビ (Aipysurus duboisii) でLD50は驚異の0.044mg/kgです。

ですがまぁウミヘビはほとんどが穏和であまり攻撃的ではないことからその毒性にも関わらず咬傷事故はかなり少ないという現実があります、、、但しイボウミヘビを除いて、、、

彼らの生息範囲が広いことも咬傷事故が多い原因のひとつですが、なによりも他のウミヘビより好戦的なことが挙げられます。

そもそもウミヘビに咬まれる事故はもちろん世界中で起きているものの、咬まれたら必ず命を落とすわけではありません。

毒性は強くても咬んだ際の注入する毒の量が少ないとか、一概にその毒性と死者数は比例しません。

そんな中、イボウミヘビは別格で、世界のウミヘビの咬傷事故の50%をこの一種で受け持ち、更にウミヘビによる死亡事故の90%はイボウミヘビによるものといわれています。

毒の種類は神経毒と筋肉毒、ひと咬みで9ミリグラムの毒を注入、人間ひとりに対する致死量は1.5グラムといわれており、致死量の6倍も注入されるので、これはたまったものではありません。

まさにウミヘビ界の死神ここにあり、です。

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2025年12月15日月曜日

脳喰いアメーバが水道水から検出 ~ フォーラーネグレリア


■致死率97%、脳食いアメーバが水道水から検出される ~ フォーラーネグレリア

さて今回は殺人アメーバ、フォーラーネグレリアのニュースから。

(フォーラーネグレリアについては「生きた人間の脳を喰いつくす、殺人アメーバ ~ ネグレリア・フォーレリ」の記事をお読みください)

水道水から発見されて「殺人アメーバ」がまさに身近なところにいることで話題になっていますが、以前にも水道水から発見されたことがあり、今回が初めてではありません。

「脳喰いアメーバ」というフレーズが、これまたクラシックなB級ムービーを彷彿させる響きを持っており、毎年のように感染者が出るとニュースになります。

滅多なことで感染はしませんが、感染すると狂犬病並みに助からず、致死率はなんと97%――

まさに「感染 = 死」であり、実際おそろしいアメーバです。

― フォーラーネグレリアとは? ―


フォーラーネグレリアことネグレリア・フォーレリ (Naegleria fowleri) は単細胞のアメーバの仲間で、簡単にいってしまえば人間の脳を食い荒らすアメーバです。

感染した場合の増殖スピードが凄まじく、原発性アメーバ性髄膜脳炎を引き起こし感染者を死に至らしめます。

流れのない25度以上の温水を好み、温水プールはもちろん、夏場の川の淀み、温泉等が主な感染場所となります。

死者が出るとその都度ニュースになるほど滅多なことで感染することはなく、日本では現在までで感染・死者は一例しかありません。

そんな特に心配するようなこともない、といいましたが、それが水道水に紛れ込むと聞いたら――

― 水道水に潜むホラームービー ―


実はここ数年、フォーラーネグレリアは海外でたびたび報道されており、その多くが意外にも水道水絡みの事例です。

単なる川やプールでの感染例ではなく、まさに「日常生活に潜む見えない脅威」としてニュースになっているのが特徴です。

たとえば2023年のフロリダ州。

州内の水道システムからフォーラーネグレリアが検出されたことで、市全域に対して「水を鼻に入れないように」という異例の警告が発令されました。

市民にとっては、普段何気なく使っていた水道水が「怪物の住処」に変わった瞬間だったかもしれません。

同じ2023年、アーカンソー州でも鼻うがいの直後に感染が確認され、悲しい死亡例が報告されました。

これを受け、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は「水道水は飲む分には安全だが、絶対に鼻には入れないこと」と注意喚起を再度発信しています。

この警告文からも、いかに鼻からの侵入が危険であるかがわかります。

2024年のテキサス州、そして2025年のミズーリ州でも同様のケースが続きました。

特にミズーリ州では「比較的冷涼な地域でも発生した」という点が衝撃的で、専門家は「温暖化の影響で感染地域が北上している可能性」を指摘しています。

このことから、フォーラーネグレリアは単なる南国の問題ではなく、私たちの生活圏にも潜在的なリスクがあることを示しています。

まさに、家の蛇口に潜む「顕微鏡サイズのホラー」。

とはいえ、注意すべきはあくまで――鼻から侵入した場合だけです。

正しく使えば、日常生活で水道水を飲むこと自体は安全なのです。

― ネグレリアが人間の「鼻」に執着するワケ ―

フォーラーネグレリアが「鼻」に執着する理由は簡単です。

彼らは、胃酸には弱く、口から入った場合はたちまち死んでしまうからです。

ではなぜ鼻なのか?それは、鼻の奥に脳へと続く「唯一の抜け道」が存在するからです。

その抜け道を突破されると、あっという間に脳組織で増殖し、人間にとって致命的な原発性アメーバ性髄膜脳炎を引き起こすのです。

これが、致死率がほぼ100%に近い理由です。

恐ろしいことに、症状が現れた時点では手遅れという場合がほとんどで、まさに「見えない攻撃者」の恐怖を体現しています。

― 過剰に恐れないこと ―


日本での感染例はこれまで一例のみ。

水道水から感染した報告もなく、安全性は確保されています。

とはいえ、今後どうなるかは誰にも分かりません。

温水プール、川の淀み、温泉、フォーラーネグレリアが好む条件は日本にも数多く存在するからです。

気を付けるポイントは非常にシンプルです。

・川遊びや温水プールで鼻に水を入れない
・鼻うがいには必ず滅菌水または煮沸して冷ました水を使う
・温水が長時間溜まった場所での遊泳を避ける

こうして見ると、ホラー映画のタイトルに負けないほど恐ろしい敵でありながら、意外にも弱点は明確。

「恐ろしい敵が思わぬ弱点を持っている」という点は、まさにB級ホラー映画の定番パターンのようで、恐ろしさと滑稽さを併せ持っています。

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2025年8月26日火曜日

インドにはコブラよりも遥かに毒の強いトカゲがいるらしい ~ ビス・コブラ


■インドにはコブラよりも毒の強いトカゲがいるらしい ~ ビス・コブラ

人間を除き、最も人間を死に至らしめる生物ランキングの上位はマラリアを媒介するハマダラカ (Anopheles) であったりトリパノソーマを媒介するツェツェバエ (Glossina) やサシガメの仲間 (Triatoma)、それに寄生虫である回虫やサナダムシ等、小柄なもので占められます。

3位にイヌが顔を出しますがそのほとんどは狂犬病ウイルスによるもので直接的な攻撃 (咬傷) によるものはそれほど多くはないでしょう。

つまりは人間にとって危険な生物とは目に見えないウイルスや寄生虫 (を媒介する生物たち) というわけです。

イメージ的に恐ろしいクマやワニ、サメ等は先進国で最も危険な動物たちであることは確かですが世界的に見て事故の絶対数としてはそれほど多くはありません。

そんな中でイメージ的にも現実的にも怖いのが毒ヘビで、年間5~10万人が命を落としており、ランキングでは堂々の2位に君臨します。

毒ヘビは約3000種いるヘビの1/5の600種、そのうち人間を襲うものはさらにその1/3の200種ぐらいといわれています。

(猛毒ランキング最強、ナイリクタイパン)
(image credit by Wikicommons)

最も毒性の強いヘビはオーストラリアに集中しており、ナイリクタイパン (Oxyuranus microlepidotus)、イースタン・ブラウン・スネーク (Pseudonaja textilis)、タイパン (Oxyuranus scutellatus)、ベルチャーウミヘビ (Hydrophis belcheri) 等が挙げられます。

しかし猛毒をもっていても性質が穏和であったり、また人家の近くに棲息していなければそもそも遭遇する機会もないわけで事故が起きることはほとんどありません。

咬傷事故が多いのはインドで、実際に猛毒のヘビも多く、キングコブラ (Ophiophagus hannah)、インドコブラ (Naja naja)、ブラックマンバ (Dendroaspis polylepis)、ラッセルクサリヘビ (Daboia russelii)、インドアマガサヘビ (Bungarus caeruleus)、カーペットバイパー (Echis carinatus) 等々、知名度の高い猛毒ヘビが目白押しです。

さて前置きが長くなってしまいました、今回はそんな名だたるインドの猛毒ヘビたちを凌駕するといわれる猛毒UMA、ビス・コブラ (Bis-Cobra) です。

ビス・コブラとは「毒のコブラ」を意味するといい、その名は猛毒を有するコブラ科の中でも「特に毒性の強いコブラ」であることを示唆します。

しかもその名前に反し、ビス・コブラはコブラの仲間でもなければ、そもそもヘビですらないといいます。

ビス・コブラには四肢があるといい、(四肢の有無でヘビ・トカゲの区別はできないものの) おそらくは猛毒を有するトカゲであるようです。

しかもその毒の使い方もユニークで、咬みつくことで毒牙から毒を注入するのではなく、点滴に向かって毒を吐きかけるといいます。

(リンカルス (ドクハキコブラ))
(image credit by Wikicommons)

毒を飛ばす方法は離れた敵を攻撃できる上、接近戦でないために反撃される恐れがないという大きなメリットはありますが毒の効果に疑問を感じます。

しかしその毒が一滴でも点滴の皮膚に付くやそれで十分だといいます、その一滴で人間であっても死に至らしめるほど毒が強力だといわれているからです。

さて本当にこんな生物がいるのでしょうか?

ビス・コブラは19世紀~20世紀初頭ぐらいにかけて西洋に伝わった生物で、一般的に地元住民たちから聞いた民間伝承であったり、コブラをはじめとする毒ヘビやオオトカゲが誇張されたものという位置付けです。

(ベンガルオオトカゲ)
(image credit by Wikicommons)

特に有力視されているのがインド最大のオオトカゲ、ベンガルオオトカゲ (Varanus bengalensis) であったり、また体は大きくないですがヒガシインドトカゲモドキ (Eublepharis hardwickii) で、いずれも無毒のトカゲです。

しかしアフリカには実際にコブラ科の毒を飛ばすドクハキコブラ (リンカルス, Hemachatus haemachatus) がいますし、また毒ではないですがサバクツノトカゲ (Phrynosoma platyrhinos) のように目から天敵に向かって血液を飛ばすトカゲも存在します。

ビス・コブラはこの両者の特徴のハイブリッド生物 (トカゲで猛毒を飛ばす) であり、毒性については少々疑問ですがまったく荒唐無稽な存在でもなさそうです。

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2024年8月8日木曜日

全てが「9」の不吉なワーム ~ ジェヴィオントゥカ・ワーム


■全てが「9」の不吉なワーム ~ ジェヴィオントゥカ・ワーム

今回はポーランド発のUMA、ジェヴィオントゥカ・ワーム (Dziewiątka Worm)。

ジェヴィオントゥカ・ワームとはポーランド語で「9のワーム」を意味します。

19世紀、ポーランドの著名な民族学者、オスカル・コルベルグ (Oskar Kolberg) 氏の著書「マゾフセ (Mazowsze)」に登場する謎の生物です。

ちなみるコルベルグ氏は単にこの生物を『9 (ジェヴィオントゥキ, Dziewiątki)』と呼んでいます

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「わたしは『9』という名の生物について書物を通じて一度も出遭ったことはありません。

農民たちの話によれば、このワームに咬まれた後、患者はその『9』日後に命を落とすことで有名だそうです。

理由はこのワームによる咬傷に対し適切な治療法は存在しないからだといいます。

この『9』は大人の指の太さと長さ程度の生物で、口には鋭い牙を持ち、体には『9』の関節、それぞれのセグメントには目に似た斑点模様があり、全体は黒っぽいといいます。

わたしのあらゆる努力もむなしく『9』の標本を手に入れることも、見ることすら叶いませんでしたが、この生物のお気に入りの場所は知ることができました。

スヴァウキから数マイルのクレシュチュベク (Kleszczówek) にある農場はみな『9』を恐れ近寄らないため草木もそのままに放置されているといい、、そこにある牧草地に多くの『9』が棲息しているらしいのです。

『9』に咬まれた時の症状は次の通りです。

まず咬まれた部位にエンドウ豆ほどの黒っぽい水ぶくれができます。

耐えがたい痛みで、吐き気、睡眠障害、食欲の減退が続き、『9』日目には必ず死が訪れます。

わたしはプンスク (Puńsk) の猛毒のワームの存在は知っていますが、噂によれば数年前、牧草地で干し草をかき集める作業していた農夫が、『9』に指を咬まれ上記の症状を経て亡くなったといいます。

亡くなった農夫の指には黒い水ぶくれが出来ていましたが、それが本当に『9』による咬傷事故であったかどうかは定かではありません」

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上記の通り、ジェヴィオントゥカ・ワームはポーランド北東部、ポドラシェ県スヴァウキ近郊のクレシュチュベクに棲息するといわれるワームで、体長は明確な数字ではありませんが、「大人の指ほど」と表現していることから5センチ前後でしょうか。(※ここも『9』センチだと良かったのですけどね)

関節が「9つ」あるということなので10のセグメントに分かれているという意味でしょうか。

しかし関節が「8つ」でセグメントが「9」という解釈もあり、こちらの方が各セグメントに「目」があることから、つまり目の数も「9」と、よりこのワームの神秘性は増します。

そして咬まれた「9」日後に亡くなる。

このように「9」という数に呪われたワームであるため「9のワーム」を意味するジェヴィオントゥカ・ワームと呼ばれるわけですす。

この「9」縛りの伝説はさすがにフィクションでしょうが、ワーム系の生物、特に蛾の幼虫には人を死に至らしめるほどの猛毒を持つ種もいるため実在しても全く不思議ではありません。

以前に紹介した南米に生息するヤママユガの仲間、ロノミア・オブリクア (Lonomia obliqua) の幼虫 (毛虫) は毎年何人もの死者を出しています。

現時点でポーランドにこのような猛毒毛虫が棲息しているとは確認されておらず、もしかすると毛虫の咬傷によりアナフィラキシーショックや感染症を引き起こし、それが原因で亡くなった人の噂がこの都市伝説のような生物を誕生させた可能性はあるかもしれません。







2024年6月25日火曜日

放射能で巨大化したスズメバチが北米を襲う ~ ミュータント・ホーネット


■放射能で巨大化したスズメバチが北米を襲う ~ ミュータント・ホーネット

アメリカ、ネブラスカ州には日本人が聞けば不愉快になる昆虫の都市伝説があります。

ミュータント・ラジオアクティブ・ホーネット (Mutant Radioactive Hornets) といい、東日本大震災において福島第一原子力発電所の放射能漏れでオオスズメバチが変異し大型化及びより強毒性化したというもの。

ミュータント・ラジオアクティブ・ホーネットは「放射能で突然変異したスズメバチ」といった意味です。

もっと直接的なミューテイテッド・フクシマ・ジャイアント・ホーネット (Mutated Fukushima giant hornets) と呼ばれる場合もあります (「突然変異した福島のオオスズメバチ」の意)。

まあこれは日本人が抱くチェルノブイリの感覚と同じなのでしょう。

都市伝説ではこの生物が2013年、アメリカに上陸、ネブラスカ州で人を襲い死者を出したというものです。

この都市伝説がそれなりに信憑性を持って信じられたのは事実を巧みに織り交ぜていたからです。

(オオスズメバチ)
(image credit by Wikicommons)

元になっている昆虫は日本に生息するオオスズメバチ (Vespa mandarinia) で、世界最大のハチとして知られその毒性もかなり強く死者を出しているのも事実です。

これは日本でのヒアリ (Solenopsis invicta) やセアカゴケグモ (Latrodectus hasseltii) の存在に似ています。

日本でヒアリが上陸した当初、マスコミがこぞって「殺人アリ上陸!」と煽って報道したことがそれなりに受け入れられたのも、実際ヒアリで亡くなる人もいますし、なにより外来種はよく分からず、人間は得体のしれないものにより恐怖感じるからです。

こういった報道も一種の都市伝説といっても過言ではありません。

さてミュータント・ラジオアクティブ・ホーネットはこのオオスズメバチをモチーフに、さらに「放射能 = 突然変異による巨大化」はB級映画の定番で、実際には起こりえないもののやはり映画の影響なのかそう思っている人も一定数いるようです。

このスズメバチは元から世界最大であるのに、放射能による突然変異で4倍ほどの大きさ (重さ) に成長し、更に毒性が通常のオオスズメバチの2000倍というものです。

まあこの時点で既に現実的ではありませんが、元のオオスズメバチの大きさがよく分かっていないので現実的な大きさの範疇だったのでしょう。

更に死者も数百人、数千人といえばフェイクニュースとすぐバレますが「数人」の死者が出ているとこれまた巧みな報道。

また毒性が強まったからといって、それはあくまでハチが持つ元来の毒であり、その毒に放射能が含まれている、といったB級映画さながらの特徴を持たせなかったのも現実性を維持させたと思われます。

実際のところ、2013年の時点でオオスズメバチ自体アメリカに上陸していませんでした。

もちろんこんなスズメバチは日本にも存在しませんが、2019年、オオスズメバチ自体は本当に北米大陸に上陸し繁殖も確認されています。

そして日本がヒアリを「殺人アリ」と呼ぶように、アメリカのマスコミもこのハチを殺人スズメバチ (murder hornet) と呼んでいます。