山陰中央新報さんで、気になる記事が。
『ぼたん鍋で300人分 巨大イノシシ捕まる、関係者「国内最大級の山の主」』なるタイトル。
日本の新聞の面白いところで大型の生物が捕獲されると「〇〇人前」と何人分相当の肉が取れるかで表現されます。
「ぼたん鍋で300人分」というのがどれだけの量かは素人には瞬時に判断することはできませんが、それでもなんかすごそうな感じは伝わってきます。
我が国が誇るイノシシ系UMAイノゴン、というよりイノシシのUMA自体イノゴンしかいないので不戦勝で代表なのですが、軽く触れておきましょう。
イノゴンは1970年11月、京都の綾部市の山中で「捕獲」されたUMAで、体長1.8メートル、体重130キロという巨体でした。
ただの大きなイノシシというだけならイノゴンは今日まで伝説として残っていなかったでしょう。(てか全然伝説になってませんが)
イノゴンがこうして脈々と伝説として語り継がれているのは、体毛がなく全身真っ黒という見た目も奇妙な上、詳しく知られべられもせずぼたん鍋にして食べられてしまったからです。
詳しくはイノゴンの記事を読んでいただきましょう。
さて今回捕獲されたぼたん鍋300人分相当のイノシシとは?
捕獲されたのは鳥取県江府町 (こうふちょう) の山の中、ジビエ解体処理施設「奥大山地美恵 (じびえ)」さんが仕掛けた罠にかかっていたそうです。
体長は182センチとイノゴンとほぼ同等、但し胴回り141センチ、体重は200キロ超とイノゴンを凌駕します。
しかしまあデカいとはいえ見た目はふつう、ニックネームも付く間もなく食肉処理されて人々の記憶から消え去ってしまうことでしょう。
体格では凌駕しても異様な見た目だったイノゴンには遠く及ばず。
とてもイノゴンⅡ(二世) にはなれそうにもありません。
(参照サイト)
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美味しそう(・o・)
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