2030年12月31日火曜日

このサイトについて



「くりぷと〜世界の奇妙な住人たち」は世界中のUMA(未確認生物)、絶滅種を含む不思議な動物 (珍獣) や植物、巨大生物、それに加えゴーストやUFO、そして昆虫食をはじめとする奇妙な食材や料理などを紹介しているサイトです。

特にUMAをメインとし、超メジャーなものから日本ではあまり馴染みのない超マイナーなUMAも数多く紹介しています。

不思議なお話が好きな方はどうぞごゆっくりご鑑賞ください。

2023年8月6日日曜日

南極、ボストーク湖の巨大頭足類? ~ オーガニズム46ーB

(original image credit by Wikicommons)

■南極、ボストーク湖の巨大頭足類? ~ オーガニズム46ーB

さーて、お久しぶり。

南極にはとてつもなく超巨大な湖があります、ボストーク湖 (Lake Vostok) です。

世界最大 (表面積) の湖ランキングでぶっちぎりの大きさを誇るカスピ海はまあおいといて、2位以下の上位ほとんどは北米大陸かアフリカ大陸に集中しています。

そんな中、ひょっこりと16位に登場するのが前述の南極のボストーク湖です。

ちなみに表面積ではなく容積 (貯水量) となると6位まで上昇します。

さてこのボストーク湖、仮に南極に行く機会があったとしてもその壮大な景観を眺めることはできません、なにせ分厚い氷の下に存在する氷底湖 (ひょうていこ) ですから。

しかも南極ツアー観光用?に数メートル掘削した程度でお目にかかれるものではなく、地表から4000メートル近くも地下に存在します。

(ボストーク湖のイメージ)
(image credit by Wikicommons / Nicolle Rager(Public Domain))

ちなみに氷底湖自体はそれほど珍しいものではなく、現在まで400以上も発見されています。

尚、このボストーク (Vostok) という名は19世紀初頭、南極大陸を発見した候補のひとりとして名高いベリングスハウゼン (Fabian Gottlieb von Bellingshausen) が乗船していた軍艦の名前で、1957年、南極大陸に建設されたロシアの基地 (ボストーク基地) の名前でもあります。

そのボストーク基地のはるかはるか下に佇むのが巨大なボストーク湖というわけです。

さて巨大な湖には必ずUMAが棲んでいるもの、もはやUMA界では当然の話、それが南極のボストーク湖といえど例外ではないのです。

ロシアの国家的プロジェクトによる30年にわたる掘削の末、2012年2月5日、ついに人類はボストーク湖に到達したのです。

(ボストーク基地)
(image credit by Wikicommons)

人類初のボストーク湖調査隊メンバーのひとり、ロシアのアントン・パダルカ博士 (Dr. Anton Padalka) によれば、調査隊が湖に到着した初日に怪物と出会ったといいます。

怪物の名は仮名というかコードネームというかオーガニズム46-B (Organism 46-B) と呼ばれています。(ロシア名は不明)

ちなみにオーガニズムは単に「生命体」という意味です。

調査隊の人数等、詳細なことは分かっていませんが、最低でも3人以上であったことは分かっています。

調査隊のメンバーたちが湖に入りサンプルの採取や湖の地形等を調査している最中にオーガニズム46-Bは突如として現れたといいます。

その姿はイカに似ているともタコに似ているともいわれ、とにかく頭足類を彷彿とさせる姿をしていました。

推定体長は約10メートル、7対14本、頭足類だとすれば腕であり、そうでなければ触手といったところでしょうか、細長い鞭のような器官を多数備えていました。

博士らによれば、その怪物は非常に好戦的で大柄な体を利用した直接的な攻撃だけではなく、毒を噴射するという遠隔攻撃も可能で、ハイブリッドな攻撃方法を持ちあわせていました。

実際メンバーの一人は怪物との直接の接触なくして噴射された毒により体の自由を失い、オーガニズム46-Bの餌食となったといいます。

毒で麻痺したメンバーに怪物は近寄るとそのまま抱きかかえ腕で頭部をもぎ取り貪り喰ったといいます。

恐怖で呆然とする調査隊でしたが、我に返るや岸に向かって逃げ、途中追いつかれたメンバーは手持ちのナイフで怪物の腕の一部を切り落とし、その切り落とした腕を持って逃げ戻りました。

犠牲者をなんとか最少人数でとどめることができた、、、そう思っていたものの、その切断された腕は頭足類のそれのように本体から切り落とされた後も動き続け、それどころか夜間になってメンバーの一人を絞め殺したといいます。

ロシアは公式見解としてボストーク湖でなんら生物の捕獲もそれどころか発見もしていないとしているものの、実際はオーガニズム46-Bは捕獲され、地上に運ばれたと博士は語っています。

UMAにありがちな陰謀論でしょうか。

真相やいかに、、、

さてさて、まず、黒海の巨大シーサーペント然り、チェルノブイリ・マンモス・チキン然り、ロシア (特にソビエト時代) のUMAは出所不明の、というか、日本で創作されたのではないか?という疑いのあるものも少なくありません。

これももしかししてその類では、、、と思うかもしれませんがご安心を、日本のUMA本限定のものではなく (別にそれでもいいんですけどね) ちゃんと?海外発信のネタです。

ではオーガニズム46-Bを見てきましょう。

前述の通り、博士らの証言からイカやタコを彷彿とさせる巨大な頭足類の可能性が示唆されています。

体格的にはダイオウイカを上回ると名高い巨大なダイオウホウズキイカ (Mesonychoteuthis hamiltoni) が南極付近で捕獲された実績もあり、南極に巨大な頭足類が生息していても不思議ではない!

さらにボストーク湖は推定2500万年もの間、外界から閉ざされていたということもあり、独自の生物圏が形成されていてもこれまた不思議ではない!

そう思いたいところではありますが、、、

なにせオーガニズム46-Bが生息しているのは南極海ではなく、いくらボストーク湖が大きいとはいえ外界から閉ざされた氷底湖であり、しかも頭足類の進出が地球の歴史上いまだに観測されていない淡水という、既にその環境だけでダブルの強烈なハードルがあります。

(オーストラリアのマンモス・ケイブ内 (違うかも) にある地底湖)
(image credit by Wikicommons)

そして次に、みなさん、ボストーク湖を想像するに、洞窟内にある地底湖のようなドーム状に広がる景観を想像してしまうのではないでしょうか?

地底湖の湖畔を取り囲む岩石や鍾乳洞の代わりにボストーク湖の湖畔は氷が形作っている、、、

しかし、実際のところ4000メートルという「氷の地底」であることから光が差し込まないのはもとより、湖の表面そばまで氷が覆いつくし、ほとんど空間はありません。

思い描く普通の湖の上に4000メートルの分厚く巨大な氷を乗せ塞いでしまったのを想像していただければ分かり易いかもしれません。

地表から穴を掘って到達したにしても調査隊が降り立ちベースキャンプを張るスペースはもちろんなく、それに加え4000メートルという氷によりとてつもない圧力がかかっていることからボストーク湖の水温は水の凝固点を大きく下回るマイナス3~4度。(但し、この水温で凍らない説は高圧以外の説もあり)

4000メートルの「地下」に人類が潜り込むのが至難の業というだけでなく、足場すらないためキャンプ地の建設が必須です。

漆黒の闇で怪物の腕の数すら目視できたのですからかなり強烈なライトもキャンプにはあったに違いありません。

マイナス3度と圧力に耐えるウェットスーツは可能にしても、そのスーツを着用した状態で獰猛なオーガニズム46-Bから逃げられるほど俊敏に動き回れるものなのか?

そもそもそのスーツを着用している時点で水と直接触れるわけもなく、オーガニズム46-Bの遠隔毒噴射攻撃がスーツを貫通すること自体が???です。

とまあ南極系巨大頭足類はロマンあふれる素敵なUMAなのですが「博士」のストーリーは随所に怪しいことだらけ。

、、、実はフェイクと判明しているんですね。

こうなってくると、ボストーク湖に到達しているという掘削自体がウソじゃないの?みたいに思う人もいるかもしれませんが、これは本当、掘削は成功しておりその日付も前述のもので間違いありません。

但し、この記事を書いている時点で人類はボストーク湖に到達していません。

もしかすると未知のバクテリア程度なら生息しているかも、といわれていますが、こちらについてはまだまだ調査段階。

(ヨミノアシロ)
(image credit by Wikicommons)

ちなみに海ではありますが、現時点で最も深海に生息していると考えられている魚類は学名が「深海の小さな芽」を意味するアビソブラトゥラ・ガラテアエことヨミノアシロ (Abyssobrotula galatheae) で水深8370メートルで捕獲されたと言います。(確実ではない)

ボストーク湖にもバクテリア以上の大きな生物、それこそオーガニズム46-Bの縮小版のような頭足類が生息していることを期待してみましょう!

(関連記事)







2023年7月31日月曜日

お久しぶりです、近々再開します

(image credit by Wikicommons)

私事で少しばかり時間が空いてしまいましたが近々再開いたします。

このサイトを始めてから休止期間だらけで実質1年ぐらいしかやっていないのですがそれでもようやく100万アクセスは超えました。遅すぎですけどね、でも本当にありがとうございます。

休み休みのサイトながらみなさんのアクセスやコメントがとても励みになって大変うれしいです。

今年の夏はクレイジーなほどの厚さなので皆さんくれぐれも体長にはお気を付けください。

それではこれからもよろしくお願いいたします!

2023年4月24日月曜日

襲った獲物は水中に引きずり込む!水棲の大型ネコ科動物 ~ アイパ


■水棲の大型ネコ科動物 ~ アイパ

少し更新間隔が開きました。

これには理由があり、書き置きしていた記事がなぜかすべて消えてしまうというスペシャルな不幸が起きてしまい、ちょっとばかり心が折れましたw

しかし気を取り直して書いております。

さて、今回紹介するUMAはアイパ (Aypa)。

ブラジル最北端、アマゾン川の河口がある大西洋に面したアマパー州 (Estado de Amapa) に伝わるUMAです。

アマパーの北部はブラジルの国境でフランス領ギアナとスリナム共和国と接します。

このギアナとスリナムの国境となるマロニ川 (Maroni) ではつい先日紹介したマイポリナ (Maipolina) と呼ばれるUMAが目撃されていますが、地理的に近いこと、そして特徴も似ていることから同一視する考えもあります。

つまりアイパは日本や中国で水虎 (すいこ) と呼ばれるウォーター・タイガー (Water tiger) の一種です。

今回はマイポリナの時とはちょっと違う角度でアイパを見ていきましょう。

(スミロドン・カリフォルニクス (Smilodon californicus))
(image credit by Wikicommons)

アイパもマイポリナもウォーター・タイガーと呼ばれつつも、現生のトラというよりはサーベルタイガーに似ており、ウォーター・サーベルタイガー (水剣歯虎 - すいけんしこ) といった方がいいぐらいです。

ただそうなるとサーベルタイガーは絶滅種である上に、大型ネコ科動物が水棲 (もしくは半水棲) であるという二重苦を克服せねばならず苦しい状況です。

というわけで、アイパは取り敢えずサーベルタイガーに拘らず、名前 (水虎) の通り水棲の大型ネコ科動物という視点で考えていきましょう。

基本、大型ネコ科動物は水中をあまり好みませんからその時点で厳しいことは厳しいのですが、その中では少しばかり都合のいい大型ネコ科動物がいます、ピューマです。

日本では学名 (属名) そのままにピューマ (Puma concolor) と呼ばれることが多いですが、英語圏ではクーガー (Cougar) であったりマウンテン・ライオン (Mountain lion) と呼ばれます。

またピューマは南北アメリカ大陸に広く分布するのも都合がいいです。

大型ネコ科動物といえば現在ではアフリカや東南アジア、南アジアにしか棲んでいないものと日本では思われがちですがピューマは南北アメリカにしか生息していません。

尚、ピューマは「アメリカライオン」とも呼ばれるという記載も見受けられますが、バーバリーライオン (Panthera leo leo) 等と並び史上最大のライオンと呼び声の高い絶滅種のアメリカライオン (Panthera atrox) が存在しますので、ここでは混同を避けるため呼び名はピューマで統一します。

(ピューマ)
(image credit by Wikicommons)

さてこのピューマ、GPSタグをつけて生態調査をしたところ、とても興味深いデータが得られました。

特にオスの個体の一部に、非常に有能なスイマーが存在するのです。

水を嫌うどころか一部のオスのピューマは自ら海に飛び込みかなり離れた島まで泳ぐことができることが分かったのです。

以前よりピューマは目撃情報やその生息域より遊泳力が高いのではないかと考えられていたのが実証される形となりました。

これはすべてのピューマが水中を厭わないという意味ではなく、あくまで一部のオスの個体にその傾向があるという意味です。

特にノーラン (Nolan) という名で識別されていたオスの若年個体は2/3マイル (約1キロ) 以上を途中休憩なくして一気に泳ぎ切ったそうです。

またGPSタグはつけていないものの、ピューマが繁殖している島から1.2マイル (約2キロ) 離れた孤島にもピューマがいたことから、個体によってはその程度の距離を泳ぎ切ることが可能であることが示唆されています。

アイパやマイポリナは獲物を水中に引き込む、なんていわれているものの、ピューマは泳ぎが得意だからといって襲った生物を水中に引きずり込むとは考えにくいです。

単に水中で目撃したピューマからそういった逸話が創られた可能性もあるでしょう。

たまたま泳いでいる最中に小型の獲物に出くわしたら、もしかすると襲うこともあるかも?ただ遊泳中にそんな余裕があるかどうかはわかりませんけどね。

いずれにしても現実的な視点からアイパを考えた場合、ピューマが関係している可能性は高そうです。

ウォーター・タイガー系UMAの逸話を提供してくれるであろうピューマですが、その中でも前出の個体、ノーランには期待がかかります。

彼の子孫であればきっと有能なスイマーを遺してくれるに違いありません。

そしてその子はマイポリナやアイパの伝説をつなぐことになるでしょう。

しかし、、、残念なお知らせがあります。

運悪くノーランはハンターによって撃ち殺されてしまいました (合法的なハンティングによる)。

(参照サイト)

(関連記事)




2023年4月17日月曜日

人を喰うタホ湖の怪鳥 ~ オング


■人を喰うタホ湖の怪鳥 ~ オング

アメリカ、カリフォルニア州とネバダ州に跨る楕円形の湖、タホ湖 (Lake Tahoe)。

北米31番目に広い表面積を誇る湖で、なんといってもその特徴は深いこと。

最大水深594メートル、平均水深350メートルを誇るオレゴン州のクレーター湖 (Crater Lake) に続き深い湖で、最大水深501メートル、平均水深300メートルもあるとてつもなく深い湖です。

海において水深200メートル以上を深海と定義されますが、まさに深海といえる深い湖です。

タホ湖という名はこの地の先住民族ワショ族 (Washoe people) が使うワショ語で "Da owaga" と呼ぶことに由来します。

ワショ族に伝わるレイク・モンスターは2種類、ひとつは典型的な水棲のレイク・モンスター、タホ・テッシー (Tahoe Tessie)、そしてもうひとつがモンスター・バードと形容される巨大な怪鳥オング (Ong) です。

今回はオングを取り上げましょう。

オングは具体的な大きさを語られることはあまりないようですが、ワショ族の男性を持ち上げるほどの怪力ということなのでかなり大きいことが分かります。

(ハクトウワシの幼鳥、頭部がまだ白くありません)
(image credit by Wikicommons)

というのも現在確認されているもっとも重い重量を持ち上げた記録はハクトウワシ (Haliaeetus leucocephalus) がミュールジカ (Odocoileus hemionus) の子供を持ち上げた15ポンド (約6.8キロ) が最高だからです。

ハクトウワシの最大クラスの個体の翼開長は8フィート (約2.4メートル)、体重は15ポンド (約7キロ) であり、自分の体重とほぼ同等の物体を持ち上げることができるということになります。

(ミュールジカ。シルエット的には見慣れた日本のニホンジカ (Cervus nippon) と大差ないです)
(image credit by Wikicommons)

人間の生後間もない赤ちゃんであれば連れ去ってしまうことは可能ですが、子供ですら1歳を超えた辺りで既に平均で10キロに達しはじめ、2~3歳ともなるとほぼ確実に10キロ以上になります。

人間の成人ともなると小柄だったり痩せている人でも40キロはあるので、オングがいかに巨大であるか想像がつくでしょう。

日本でも最も見慣れたカラスのひとつ、ハシブトガラス (Corvus macrorhyncho) が自重の1.5倍のものを持ち上げることができるという研究結果もありますが、とはいえ、です。

(北米最大の猛禽、カリフォルニアコンドル (Gymnogyps californianus))
(image credit by Wikicommons)

さてオングとはいかなる鳥なのか。

オングはタホ湖の中央付近にある島に生息していると考えられています。

ワショ族には人食いとして知られ、かぎ爪で連れ去られ巣に運ばれ生きたまま貪り食われると信じられています。

その翼も強力で、羽ばたく力で木が曲がってしまうほどだといいます。

ワショ族に伝わるこんな逸話があります。

毎年夏になるとワショ族はグループでタホ湖周辺に遠征し食料を集めていました。

かれらはオングの奇襲を回避するため、野営地はグループで行動することを規則としていました。

しかしある年の夏のこと、この規則を破り、ひとりの青年がグループを離れ単独で森の中へ分け入りました。

そしてワショ族の間ではパカーガ (pacaga) と呼ばれる黒曜石で矢じりを作ることに夢中になっていたときのことです。

オングは物音ひとつ立てず空から奇襲し、青年を鋭いかぎ爪で掴むと空へ舞い上がりました。

オングはタホ湖の中央にある営巣地へ青年を運ぶと、そこには半ば喰われた状態のワショ族の無残な死体があったといいます。

青年にとどめを刺さず、オングはその場に残っている死骸を食べ続けていたといいます。
青年を殺さなかったのは獲物を新鮮な状態で保存しておきたかったからかもしれません。

しかし青年は逃げることができませんでした。

逃げたとしてもすぐに捕まり今度こそ殺されてしまうに違いありません。

黙って仲間たちの死骸が喰われているおぞましい光景を見ているだけでした。

しかしその光景を何度も見ているうちに青年は気付きました、オングは獲物を食べるときに目を閉じる癖があることに。

青年は目を閉じている隙を狙い、矢じり用のパカーガをオングを投げつけ殺しました。

青年はその島から脱出するために簡易的なカヌーを作り、オングの巨大な羽根をその体から引き抜き櫂 (オール) として仲間たちの元へと戻ったといいます。

部族に伝わる民間伝承以上のものではありませんが、もしかすると巨鳥に子供などが本当に連れ去られたり、連れ去られないまでも急襲されたりしたことが元になっている可能性もあります。

11万年ほど前の巨鳥の巣にネアンデルタール人の子供の人骨が発見されたことから、人間は鳥に食べられていた証拠は実際のところ残っています。

子供の年齢は推定で5~7歳、消化後の骨であり巨鳥に食べられていたことは疑いようがないということですが、その子供が巨鳥によってハンティングされたものか、単に子供の死体 (もしくはその一部) を持ち去って食べたものかは分かりません。

ところでこの話を聞いたら是非そのオングの棲む島に言ってみたいと思う人もきっといるはず。

その島はタホ湖のどこにあるのか?

ワショ族の伝承によれば、残念ながらその島はこの深い湖に沈んでしまったいうことです。

ですが湖底に沈んだその島には、かつてオングが生息していた痕跡が残っているそうです。

(参照サイト・文献)

(関連記事)