■通学路で“空中に消えた男”を見た日
今回はグリッチ・イン・ザ・マトリックス。
グリッチ・イン・ザ・マトリックスとは、この「現実」と思って暮らしている世界は、実は仮想世界の外側に覆われているのではないか――そんな仮説を示す、ときどき現れる“説明不能な裂け目”のことです。
十数年前、まだ学生だった投稿者は、その裂け目のひとつに遭遇したといいます。
― 通学路の“立ち尽くす影” ―
朝のバス停に向かう途中、投稿者は道路の向こう側に、ひとりの男が立っているのに気付きました。
まだ薄暗い朝、男の表情は判別できません。
おそらく近所の人だろう、わたしは「おはようございます」と軽く声をかけましたが返事はありません。
男はただ一点を見つめ、無表情、動く気配すらありませんでした。
― 不自然な“無表情” ―
バス停へ着いたとき、私はようやくその男の顔をはっきりと見ることができました。
それは見知らぬ男でした。
周囲に歩行者のほとんどいない地域で、しかも通学時間帯に知らない大人が道路脇に立っている……それだけで、10代の女子生徒にとって十分すぎるほどの恐怖でした。
そこへ遠くからバスのライトが近づいてきたのを確認し、私は少しだけホッとしました。
しかし、その瞬間――
― 無反応のまま、距離を詰めてくる男 ―
男は、理由もなく私の方へ向かって歩き始めたのです。
表情は不自然なほど無機質。
まるで「人の顔を模した何か」のように、感情の欠片もありません。
アンドロイド???
咄嗟にそう思ってしまうほどでした。
私は無意識に悲鳴を上げてしまいましたが、男はまったく動じる様子もなくどんどん距離を詰め、気付けばおよそ6メートルほどの位置まで近づいていました。
目と鼻の先。
そのとき――
― バスが通り過ぎ、男は消えた ―
そのバスが、なぜか停車せず、そのまま私の目の前を通過していったのです。
万事休す――
私は男に襲われる。
しかし、ヘッドライトの光が通り過ぎた瞬間、視界から男の姿も“切り取られたように”消え去っていたのです。
走って逃げた様子もなく、男の姿は影も形もありません。
文字通り中空へと「消え去って」しまったのです。
― そして、同じバスが“もう一度”来た ―
それから数十秒後――
呆然と立ち尽くす私の前に、先ほどと同じ方向から、同じバスがやってきました。
今度は通常どおり停車し、ドアが開きます。
私は半ば思考停止したまま乗り込み、そのまま一日を過ごしました。
その日の授業の記憶も何も残っていません
― それは錯覚か、消失か、それとも“巻き戻し”か ―
幻覚と言い切るには、あまりに整合が取れていません。
男の消失。
バスの“二度目の接近”。
数十秒だけ、現実が重なり、ひとつの時間が書き換えられたような感覚。
投稿者は今でも、この出来事を思い返すだけであの時の恐怖が蘇るといいます。
あなたならどう解釈しますか?
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