■巨大な17個の卵も発見!ピン川の怪物 ~ ピンシー
タイ最大の河川のひとつ、チャオプラヤー川 (旧メナム川 / Chao Phraya River)。
世界最大の淡水エイ、プラークラベーンことヒマンチュラ・チャオプラヤ (Himantura chaophraya) の生息地としても知られます。
最大個体であれば2トンを超すのではないかと推測される淡水エイです。
さて、このチャオプラヤー川の主要支流のひとつにピン川 (Ping River) があります。
目撃時期がはっきりしないものの、この川ではネッシータイプの首の長い生物が目撃されたことがあります。
ピン川の名にちなみピンシー (Pingsie / Ping River monster) と呼ばれます。
情報が少なすぎ、首が長かったのか、それとも単にシーサーペント (巨大海蛇) タイプだったのかも明確ではありませんが、その極めて少ない目撃情報の中には2頭同時に泳いでいた、というものも含まれます。
珍しい特徴としては頭部にトサカのような突起物があるという点です。
尚、ピンシーが目撃された日には付近の川岸でスイカほどもある巨大な卵が17個も発見されたといい、その卵はピンシーのものと信じられています。
2頭のピンシーと卵を関連付ける明確な証拠はありませんが、もし関連するのであればその2頭はつがいであった可能性が高いでしょう。
ピンシーが存在する決定的な証拠になりえたその17個の卵がどうなってしまったのかは残念ながら分かりません。
(ジャイアント・パンガシウス)
(image credit: Wikicommons)
その正体としてはメコンオオナマズ (Pangasianodon gigas) に匹敵するほどの巨大ナマズ、チャオプラヤオオナマズ (ジャイアント・パンガシウス / Pangasius sanitwongsei) が最もあり得そうです。
チャオプラヤオオナマズの最大個体ともなると3メートル、300キロを超えるといわれ、特徴的な長い背ビレはピンシーのトサカを彷彿とさせます。
さてこのUMA、日本のUMA本でしかお目にかかったことがなく、海外のUMAながら日本限定で知られます。
(関連記事)
謎の動物の百科によれば遭遇と卵の発見は1980年5月だそうです
返信削除おお、ご無沙汰ですね…
返信削除「あ、こいつデマだな」UMAあるあるその3,「なぜか日本のサイトや本にしか情報がない」