■トロールの撮影に成功 ~ グレート・ノーウィージャン・マウンテン・トロール
「ウアステカ・ポトシーナのジャイアント」の記事を書いていて思い出したのが、今回のグレイト・ノーウィージャン・マウンテン・トロール (Great Norwegian Mountain Troll)。
いわゆるトロールの写真です。
北欧の妖精トロール。
小柄なものから巨大なものまで、また容姿も様々、トロールと聞いて抱くイメージは人それぞれ大きく異なるかもしれません。
みなさんのトロールのイメージは?
個人的には巨人的なイメージなのですが、デンマーク製の頭髪爆発トロール人形が普及しているので世界的には小人的なイメージのほうが一般的かもしれません。
(ボンバーヘッド・トロール人形)
どう考えても実在しそうにありませんが、日本で河童が目撃されるのと同様、トロールも時折目撃されたり、トロールの写真、トロールの動画といったものも存在します。
写真のバックグラウンドは1942年12月、ノルウェーのベルゲン (Bergen) から北へ300マイル (約483キロ) 離れた森で撮影されたというもの。
撮影したのは王立空軍 (イギリス空軍) の偵察飛行をしていた乗組員によるものだとされています。
この写真に写っているのは二足歩行する生物のシルエット。
大きさはまったく分かりませんが、人間のシルエットとは異なるように見えます。
ただし撮影場所を知る手がかりは全く写っていません。
ゆえにこの写真提供者の情報を信じるしかありません。
提供者はルーシー・レイノルズ (Lucy Reynolds) 氏なる人物だといい、以下のキャプションが添えられていました。
「この写真はグレート・ノーウィージャン・マウンテン・トロールの存在を証明する唯一の写真と考えられます。
1942年12月、ベルゲンの北300マイルを偵察飛行していたRAF (イギリス空軍) の乗組員により撮影されました」
キャプションを信じれば撮影されてから70年以上の時を経ての公表。
埋もれていたものが最近になって発見されたのでしょうか。
その謎を解くにはレイノルズ氏から話を聞かなければなりませんが、匿名性が高くコンタクトすることは叶いませんでした。
が、、、
残念なことに、この写真はフェイクと判明しています。
2010年のモキュメンタリー (疑似ドキュメンタリー) 映画「トロールハンター (Trolljegeren / The Troll Hunter)」のひとコマからトロールを抜き出し合成・加工したものだそうです。
そういやトロールハンター観たんですけど1ミリも憶えてないなあ。
(参照サイト)
Anomalies
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