このブログを検索

2024年7月14日日曜日

海外のUMAの名前とは思えない ~ スクリュー尾のガー助


■海外のUMAの名前とは思えない ~ スクリュー尾のガー助

アメリカ、モンタナ州にあるフラットヘッド湖 (Flathead Lake) にはフラットヘッド湖の怪物 (Flathead Lake Monster)、もしくはフレッシー (Flossie)、モンタナ・ネッシー (Montana Nessie) と呼ばれる水棲UMAの目撃があります。

最初の目撃の1889年から現在まで毎年のように報告があり、公式に報告されたものだけでもその数は113件に登ります、

呼ばれ方こそバラエティに富むものの、もちろん同一のUMAを指しています。

フラットヘッド湖の怪物は一般的に、20~40フィート (約3~6メートル) のウナギ・ウミヘビといった細長い形状の姿をしているタイプと6~10フィート (約1.8~3メートル) ぐらいの巨大魚タイプに分けられます。

さて、今回紹介するのは「スクリュー尾のガー助 (Ga-suke the screw tail)」

この名前を初めて知った人であれば、この時点でいま顔が半笑いになっている可能性があります。

そして思うはずです、この語呂の悪い変な名前の奴とフラットヘッド湖の怪物に一体なんの関係はあるのか?と。

がっつりあるのです。

この名前、本国アメリカのフラットヘッド湖周辺の住人は「フラットヘッド湖の怪物」とは呼ばず「スクリュー尾のガー助」と呼んでいるというのです。

「!!!」

半笑いのまま衝撃を受けたに違いありません。

「スクリュー尾」部分は直訳したとして、「ガー助」はどう転んでも理解できません、漢字入っちゃってるし。

湖畔に住んでいた日本人が命名したのであれば可能性はなくはないでしょうが、そういった噂も聞きません、というか海外で「スクリュー尾のガー助」いかなる部分も聞いたことがないのです。

さらにこの名前と共に掲載されているスクリュー尾のガー助のバリバリの合成写真、もとい「みずうみでつりをしている人がとった、ガー助のしゃしん」(写真のキャプション) から判断するに、おそらくハドロサウルス科 (カモノハシ竜, Hadrosauridae) の恐竜タイプのようです。(「スクリュー尾のガー助」で画像検索してみてください)

前述のフラットヘッド湖の怪物とはずいぶんとタイプが異なります。

UMAは目撃情報によりその姿がまったくバラバラなことも珍しくありません。

しかし、フラッドヘッド湖の怪物について隈なく海外サイトを探しても、残念ながらその目撃情報・正体に恐竜説は見つかりません。

名前もその姿も謎、謎、謎、のUMAなのです。

しかしこれには答えがあります。

そう、実は「スクリュー尾のガー助」「ハーキンマー」という名前は超常現象研究家、斎藤守弘さんによるオリジナルのネーミングで、写真は雑誌社が用意したものだったそうです。

つまり日本人によって創造されたUMAだったんですね、逆輸入で是非アメリカでも「Ga-suke the screw tail」として紹介して欲しいぐらいです。











1 件のコメント:

  1. なんでスクリューになったんだろう?子ども受けは良さそうだけど。

    返信削除