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2024年7月5日金曜日

豊平川の幻の巨大魚 ~ 豊太郎 (トヨタロウ)


■豊平川の幻の巨大魚 ~ 豊太郎 (トヨタロウ)

さて今日は豊太郎 (とよたろう, Toyotaro)。

北海道札幌市を流れる豊平川 (とよひらがわ) のUMAで、巨大魚である以上のことはUMA本でもあまり詳しく述べられていない謎多きUMAです。

太郎シリーズでは山形県鶴岡市にある大鳥池 (おおとりいけ) のタキタロウ、新潟県糸魚川市の高浪の池 (たかなみのいけ) のナミタロウが有名で、彼らについてはそれなりに情報が豊富ですが豊太郎については寂しい限りですね。

豊平川に限定せず、世界のリバーモンスター (特に魚類系のもの) の正体として候補に挙がるのは淡水エイ、チョウザメ、パイク (カワカマス)、ガー (特にアリゲーターガー)、ナマズなんかが多いです。

それでは豊平川に棲息する魚類を見ていきましょう。

札幌市豊平川さけ科学館さんを参考にさせてもらうと、サケ科がいくつか棲息しており、この中ではイトウ (Parahucho perryi)、カラフトマス (Oncorhynchus gorbuscha)、サクラマス (Oncorhynchus masou)、シロザケ (Oncorhynchus keta) なんかが大きくなります。

やはり目を引くのはイトウですよね。

豊太郎の目撃時期が分かりませんが、イトウは最大2メートル超の記録を持ち、非公式だと信憑性はかなり低いですが3メートルだの4メートルだのいわれている釣り師垂涎の幻の巨魚です。

ハナス湖のハナッキーことカッシーの正体はこのイトウの仲間、アムールイトウ (Hucho taimen) が有力視されていることからも豊太郎の正体が化け物級に大きく育ったイトウであってもおかしくはありません。

(アムールイトウ)

イトウ以外はどうでしょう?

先に挙げた世界のリバーモンスターの正体として候補に上がる生物のうち、日本に生息しているのはナマズとチョウザメです。

世界のナマズはとんでもない大きさに成長するものがおり、巨大魚系UMAの候補として幾度となく登場しますが、日本の場合はビワコオオナマズ (Silurus biwaensis) を除くとさほど大きくなく、北海道にビワコオオナマズが棲息していないことからも候補としては少し落ちるかもしれません。

あって未知の巨大なナマズといったところでしょうか。

それではチョウザメはどうでしょうか、UMA本によれば豊太郎の正体の最右翼はチョウザメだといいます。

(ヴォルガ川で捕獲された約4.2メートル、1トンのオオチョウザメの剥製)
(image credit by Wikicommons)

現在は北海道でほぼ絶滅してしまっているようですが、過去にミカドチョウザメ (Acipenser mikadoi) とダウリアチョウザメ (Huso dauricus) が棲息していたようです。

ミカドチョウザメは英名をサハリンチョウザメ (Sakhalin sturgeon) といい北海道だけでなく絶滅に瀕しているチョウザメで、最大体長は1.5メートル程です。

ミカドチョウザメでも巨魚に変わりはありませんが、ダウリアチョウザメはそんなものではありません、8.6メートルの記録を持つオオチョウザメ (Huso huso) の近縁種で、5.6メートルの記録を持ち、こちらも絶滅の危機に瀕しています。

但し豊平川にチョウザメが棲息していた記録はありますが、いずれの種であったかはよく分かりません。

ということで、豊太郎のスペックがまったく不明ですが単に巨魚という点だけで考察すると、ダウリアチョウザメを筆頭とするチョウザメ類、巨大イトウ、そして未知の巨大ナマズ、とここら辺を候補として挙げておきます。

(参照サイト)

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