■腕のない2本足のモンスター ~ フレズノ・ナイトクローラー
今回はアメリカのUMA、フレズノ・ナイトクローラー (Fresno Nightcrawlers)。
ナイトクローラー (Nightcrawler) とは元々はネイティブ・アメリカンの民間伝承に登場する夜間徘徊 (ナイトクロール) する生物で、薄っぺらで腕がなく長い二本の足をもつ存在といわれています。
この民間伝承自体よく知らないのですが、とにかく古来より伝わるものでおそらくはスピリチュアルな存在と思われます。
当然、こういった民間伝承の生物は (元になった生物は存在したとしても) 実在しないはずですが、撮影されてしまいました。
ここがUMAの楽しいところ。
撮影されたのはしばらく前のことなので知っている人も多いと思います。
はじめて出没が確認されたのがカリフォルニア州のフレズノ (Fresno) であったことから、フレズノ・ナイトクローラーと呼ばれます。
その後、同じくカリフォルニア州のヨセミテ国立公園 (Yosemite National Park) で同様の生物が確認されました。
フレズノおよびヨセミテのいずれも防犯カメラに映りこんだものですが、夜間撮影および被写体までの距離の問題から、画質はかなり粗めです。
フレズノ・ナイトクローラーもネイティブの伝承さながら腕はなく細長い足をもつという特異なシルエットをしています。
全身真っ白、頭部と胴体の境目は不明瞭で画質の粗さによるものか、目鼻等の部位もまったく確認できません。
身長は1~1.5メートルと推定されており、歩行の際、膝間接・股関節があまり曲がっておらず、コンパスが二足歩行したらこんな感じになるだろう、といった動きです。
フレズノおよびヨセミテのいずれも防犯カメラで撮影されたものでCG処理等の加工は見られないようですが、そもそもそんな面倒なことせずとも実写で十分いけそうです。
印象としては白いダボダボの衣装を身に着け、竹馬 (もしくは竹馬状のもの) に乗って歩いているような印象を受けます。
竹馬に乗って1~1.5メートルは不可であり、これはフェイクではない、との見解もあるかもしれません。
しかし、そもそも割り出した身長がどれだけ正確なのか分かりませんし、もし1.5メートルだとしてもやや背の低い人や子供であれば十分撮影可能ということを考えると、さすがにこれをもってナイトクローラーは実在する、と断言するのは厳しいでしょう。
そっとしておきましょう。
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