(アラン・プラスターの撮影したレイク・ワース・モンスターの写真)
■半人・半山羊のヒューマノイド ~ レイク・ワース・モンスター (ヤギ男・ヒツジ男)
アメリカ、テキサス州にあるレイク・ワース (Lake Worth「ワース湖」)。
1914年に貯水とレクリエーションを目的として建設された人造湖です。
1969年7月、この湖の周辺でUMA騒ぎがありました、レイク・ワース・モンスター (Lake Worth monster) です。
ヒューマノイド (獣人) 系のUMAで、人間とヤギのハイブリッド的外見からゴートマン (Goatman) とも呼ばれます。
旧サイトでも書きましたが、ゴートマンを訳せば「ヤギ人間 (ヤギ男)」となりますが、日本では通常「ヒツジ男」と呼ばれます。
これは目撃スケッチがヤギというよりはヒツジに似た頭部であったり、そもそもヤギとヒツジは言われるほど区別が簡単でないことから混同されがちなことに起因します。
このレイク・ワース・モンスターの記事ではヤギ男と訳しますが、ヒツジ男と同義と考えてください。
さてレイク・ワース・モンスター、目撃者によれば人間のように直立歩行し頭部はヤギ似ており、全身はヒツジのようにふさふさした毛で覆われていたといいます。
中には毛皮ではなくウロコ状の皮膚であったというものもあります。
これは後 (1988年) にサウスカロライナ州に登場するリザードマン (トカゲ男) の特徴ともいえます。
レイク・ワース・モンスターは7月の目撃以降しばらく目撃が続きます。
その中には10匹以上の個体が同時に目撃されたり、車に乗っかり車に傷をつけたり、目撃者に向かって車のタイヤを投げつけたりと、日本のヤンキーレベルの迷惑行為を繰り広げました。
10月にはアラン・プラスター (Allen Plaster) なる人物がこの未確認生物の撮影に成功します。
しかし数ヶ月もすると目撃はパッタリと止み、その後ヤギ男ことレイク・ワース・モンスターが人々の前に現れることはありませんでした。
一説には地元の高校生たちがゴリラの着ぐるみを着て悪ふざけをしていたのがその正体と言われており、30年後の1999年、当時高校生だった一部の人物は白状したと言われています。
当時、車に傷をつけられたりタイヤを投げつけられた人々はえらい迷惑ですが、今となってはいい思い出のようです。
事件から40年経った2009年以降、毎年10月はレイク・ワース・モンスター・バシュ (Lake Worth Monster Bash) と呼ばれるお祭りが開催されています。
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