2020年5月26日火曜日

カナダ版モスマン1度きりの目撃 ~ ジャイアント・カナディアン・スパイダーバット

(image credit by JK via Phantoms and Monsters)

■カナダ版モスマン1度きりの目撃 ~ ジャイアント・カナディアン・スパイダーバット

飛翔系のヒューマノイド型UMAの代表といえば、アメリカのモスマンをおいてありませんが、同様のUMAはアメリカ以外でもかなりたくさん目撃されています。

代表的なものではイギリスのオウルマン、ドイツのフライブルク・シュリーカー、ロシアのチェルノブイリのブラックバード等がおり、それぞれイギリス版モスマン、ドイツ版モスマン、ロシア版モスマンといった感じに「○○版モスマン」と呼ばれることもあります。

今回のはアメリカと国境をともにするカナダで目撃された飛翔系UMAであり、カナダ版モスマンともいわれる、ジャイアント・カナディアン・スパイダーバット (Giant Canadian Spiderbat) です。

飛翔系のヒューマノイド型UMAは存在するには敷居が高すぎるため、そのほとんどが1970代以前の古いものですが、今回のUMAはなんと2017年という非常に新しい目撃情報です。

目撃したカナダのアルバータ州に住む農夫、JK氏の証言です。

「1週間ほど前の話です。

正確な時間は覚えていませんが真っ暗でした。

わたしは農場暮らしをしており、いつものように家畜を寝かしつけて家に向かって歩いていました。

農場の敷地内には壊れた納屋があるのですが、その前を通ったときのことです、なにか巨大なもの、おそらく翼をもった生物がものすごいスピードで納屋に飛び込んでいくのが視界に入ったんです。

そいつはわたしに気づかれたことに戸惑っているように感じました。

納屋の正面にある大きな窓にそいつはいましたが、窓は小さすぎるようでした。

小さな2つの目は白く輝いてしました。

わたしは我に返ると全速力で家に向かって走りました。

なにかが迫ってくるような感覚に襲われましたが、なんとか逃げおおせました。

わたしが話せるのはこれだけです。

それからというもの、暗くなってから外に出るのがちょっと嫌ですし、あの納屋には少しばかり恐怖を感じます。

たまにノイズが聞こえることがあるんです、木板の山を何度も何度も下ろしているような音です。

もしかすると納屋ではなく敷地内の別の場所から聞こえてくるのかもしれませんがよく分かりません。

気のせいなのかも?思うときもあります、でもそう考えるには不自然な気がします。

納屋の前を通ると、まるで納屋がわたしを監視しているような感覚に襲われるんです」

冒頭の画像は目撃者であるJK氏の目撃スケッチです。

個人的にUMAの目撃スケッチが好きなので、このUMAには興味がわきます。

スケッチの通り、頭部にクモのような鋏角 (きょうかく) をもつオオコウモリのような姿をしていることからスパイダーバット (「クモのコウモリ」) と呼ばれます。

この生物をヒューマノイド的と見るか、鳥やコウモリ等の野生動物と見るかは難しいところです。

JK氏が目撃したとき、生物はかがんだ状態になっている可能性はありますが、その状態でも5フィート (約1.5メートル) ほどと鳥やコウモリとしてはかなり大きいといえます。

しかし、証言を読めば明らかですが、目撃時かなりの恐怖を感じていたようなので大きく感じてしまった可能性は否めません。

またJK氏は頭部にヘッドライトをつけていたので、納屋の内部のものが反射して目のように見えただけ、いわゆる目の錯覚に過ぎないといった意見もあります。

しかしなんらかが納屋に飛び込んでいく姿を目撃したような感じなので、錯覚ではなく生物自体は目撃した可能性は高いと考えられます。

そこで候補となるのはやはりオオコウモリか大型のフクロウです。

飛翔系ヒューマノイドの正体のほとんどはこのいずれかが疑われます。

今回の場合、それが既知動物の誤認であるならフクロウ、特にメンフクロウ (Tyto alba) の可能性が高いのではないかといわれています。

(参照サイト)
Phantoms and Monsters

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