2020年3月7日土曜日

ついに証拠を手に入れた! ~ ブルーマウンテン・パンサー

(image credit by Blue Mountains Explore/Facebook)

■ブルーマウンテンのミステリアス・キャット ~ ブルーマウンテン・パンサー

国土も広く自然が多く残っているオーストラリアではUMAの目撃も多く、その中で頻繁に目撃されるものに謎の大型肉食系動物がいます。

それぞれ特徴も似ており混同しやすいので代表的なものを簡単にみてみましょう。

まずはオーストラリアの代表的UMAのひとつ、タスマニアタイガー (Thylacinus cynocephalus)。

こちらはつい最近まで実在した有袋類であり、厳密にはUMAではありません。

タスマニア島での絶滅が宣言されたのは1936年で、もしかすると1950年代まで野生の個体が生き残っていたかも、ともいわれています。

しかしオーストラリア本土では2000年ほど前にはすでに絶滅していたものと考えられており、本土で目撃されるタスマニアタイガーらしき生物の正体がタスマニアタイガーである可能性はタスマニアでの目撃とは異なりハードルがぐっと上がります。

本土で目撃される大型肉食系動物にクイーンズランドタイガー (Queensland tiger) というものもいます。

こちらはサーベルタイガーに似た特徴をもつUMAです。

オーストラリであることからおそらく有袋類であり「有袋類のサーベルタイガー」といえるティラコスミルス (Thylacosmilus) を候補に挙げたいところですがティラコスミルスは南米に生息していた生物であり、しかもかなり前 (300万年前) に絶滅しています。

そのためクイーンズランドタイガーの正体としてはオーストラリアに5万年前まで生息していたティラコレオ (Thylacoleo) が当てられます。

ティラコレオの和名のフクロライオンからも分かる通り「有袋類のライオン」で、ティラコスミルスのような長大な牙は持ち合わせていませんが背中にはトラのような縞模様をもっていたと考えられています。

西オーストラリア州のナナップではこれまた背中に縞模様の入った大型猫科動物の特徴を持つUMAが目撃されており、こちらはナナップタイガーと呼ばれます。

こちらは呼ばれ方こそ異なるものの、目撃情報の特徴からほぼタスマニアタイガーそのものであり同一視して問題なさそうです。

上記のものとは全く異なるブラックパンサー (クロヒョウ) の目撃もかなり多いものとなっています。

近年に限ったことで言えばブラックパンサーの目撃が一番多いかもしれません。

多かれ少なかれオーストラリアで目撃される大型猫科動物系UMAは絶滅した有袋類を想起させるものですが、こちらは現在はおろか過去にもオーストラリアには存在したことのないクロヒョウそのものです。

単なる目撃だけでなく監視カメラ等にも写っており、それがなんであれ存在することは確かな生物です。(後にただの黒猫を撮影したものと判明したものも存在します)

さてさて長くなりましたが本題に入りましょう。

今回はブルーマウンテンズ・パンサー (or ブルーマウンテン・パンサーBlue Mountains panther) です。

ニューサウスウェールズ州にあるブルーマンテンズ国立公園を中心の目撃される大型猫科動物の呼び名です。

ブラックパンサーもしくはクイーンズランドタイガー同様にティラコレオを正体とするアイデアもあるようです。

地元のブルーマウンテンズ・パンサー調査隊、ブルーマウンテンズ・エクスプロー (Blue Mountains Explore) により謎の大きな足跡が発見されました。

この足跡を発見したのは調査隊の一人、コービー・ブライアント (Kobe Bryant) 氏。

つい先日、ヘリコプター事故でなくなったNBAのスター、コービー・ブライアントと同姓同名ですがニックネームかもしれません。

「卒倒しそうになりましたよ、初めてみたものですから」

ブライアント氏もブルーマウンテンズ・パンサーの足跡を見たのは初めてだったのです。

「間違いなくそこにいるんです、存在することは疑いようもないんです」

オーストラリア狩猟協会 (Australian Hunting Association) にこの足跡がなんの生物であるか鑑定を頼むと、なんと門前払い、鑑定自体を拒否されました。

政府主導で秘密裏に行われている動物実験、、、そして誕生した生物。

存在するはずがない生物を認めるわけにはいきません。

このような生物の鑑定が持ち込まれた場合、政府から拒否するようお達しが届いていたに違いない、、、そうこれは政府がからむ大掛かりな陰謀に他ならない!

UMAには荒唐無稽な陰謀論がつきもので、それも楽しみの一つではありますが、そう判断を下す前にこの足跡をよく見てみましょう。

ブライアント氏の手の大きさがわからないですが、標準的な成人男性の手の大きさと考えると足跡の大きさは12~15センチぐらいでしょうか、とても大きな足跡であることは確かです。

4本の指 (爪) が確認できます。

指が比較的はっきりしている割には肉球部分がイマイチ形がはっきりしておらず、そもそも肉球部分が指と比べてずいぶんと小さいです。

というか、肉球の真ん中付近で割れているように見えます、ここがポイントです。

右半分が大きいアシンメトリーな足跡という見方もできますが、踵 (かかと) の右半分がその分、前方にずれているだけのようにも見えます。

この足跡を中央付近で縦に半分に切り踵を揃えて並べ直すとおそらくシンメトリーになります。

これはひとつの足跡に見えているものの、左右の足跡が綺麗に並んでひとつに見えているだけでは?

(ワラビーの足跡)

断定はしません (できません) が、カンガルー (の子供)、もしくはカンガルー科のワラルーもしくはワラビーの左右の足跡がピッタリ並んでひとつの足跡を形成して一つの大きな足跡に見えている可能性が高いと言えます。

じゃあなぜオーストラリア狩猟協会が鑑定を拒否したんだ!?そんな簡単なことなら即答するだろ!鑑定しないなんておかしいだろ!?という意見もあると思います。

確かに。

あくまで個人的な見解ですが、UMA騒ぎに付き合うのが単にバカバカしいと思ったのかもしれませんし、既知動物説 (カンガルー等) を言及すれば調査隊をがっかりさせてしまうと気を使ったのかもしれません、かと言って話に乗ってあげて未知の大型猫科動物説に加担しようものなら自分たちの名誉が傷つく、いずれにしても鑑定して得はなさそうなので拒否したのかもしれません。

(参照サイト)
nine.com.au

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2 件のコメント:

  1. 明らかに中央が繋がっていないのでワラビーで正解でしょうね。引きの写真であればわかりやすいのにアップだけとはいかにもです。

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  2. 正直、カンガルー、ワラビー、ワラルーのどれかは分かりませんが、肉球がないことと中央の区切り線が致命的な感じではあります。

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