2019年12月10日火曜日

動物学者が目撃した謎の生物 ~ ジグリオーリクジラ

(image credit by Enrico Hillyer Giglioli)

■動物学者が目撃した謎の生物 ~ ジグリオーリクジラ

クジラ・イルカ系UMAもいくつか存在しますが、決して数の多いジャンルではありません。

そんな数少ないクジラ・イルカ系UMAのひとつにアルラホエール (アルーラホエール, Alula whale) がいます。

ソマリア沖アデン湾で目撃されるUMAで、海岸都市アルラ (アルーラ) に近いことからこの名で呼ばれます。

シルエットはシャチに似ており体色は全身セピア色という珍しい体色のクジラで、シャチに似ていることからアルラシャチ (アルーラシャチ, Alula killer whale) とも呼ばれます。

存在してもまったく不思議ではないUMAですが、クジラ・イルカ系UMAはこういった荒唐無稽なものが極めて少ないのも特徴のひとつです。

今回紹介するジグリオーリクジラ (Giglioli's Whale) も非常に信憑性の高いUMAです。

というのもジグリオーリクジラは1867年、チリ沖でイタリア人動物学者エンリコ・イリエル・ジグリオーリ (Enrico Hillyer Giglioli) 博士によって観測されたものだからです。

しかも軍艦マゼンタ (Magenta) 号に乗ったジグリオーリ博士は、船から至近距離を泳ぐこのクジラを1時間半にわたって観察し詳細なスケッチを残しています (上記画像)。

体長は60フィート (約18メートル)、鎌状の長い胸ビレをもち、黒いクジラ髭が口の隙間から確認できたといいます。

また、下アゴにはヒダがなかったといいます。

そしてなんといってもジグリオーリクジラの顕著な特徴は背ビレが2つあることです。

この2つの背ビレは6.5フィート (約2メートル) の間隔がありました。

2つの背ビレをもつクジラは現在のところ知られておらず、ジグリオーリ博士は新種と考えこのクジラにアンフィプテラ・パシフィカ (Amphiptera pacifica) という学名を与えています。

しかし、このクジラはジグリオーリ博士が遭遇後、現在に至るまで2度と人間の前に現れたことはなくその存在は証明されていません。

そのためもちろん学名は無効です。

Biological Marginalia さんの検証では「大きさを無視すれば」コセミクジラとその特徴 (2つの背ビレを除く) は酷似しているとの見解です。

ただし、その大きさについてですが、コセミクジラは大きくても6メートル強、ジグリオーリクジラはそれの3倍もあることがかなりネガティブな要素です。

ジグリオーリクジラがただの1度しか目撃されていないことから、このクジラは既知種の突然変異ではないかともいわれています。

(参照サイト)
Biological Marginalia

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