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2019年11月20日水曜日

伝説の人魚が捕獲された!警察まで出動する大騒動 ~ ナイジェリアの水の精霊オモ・イェマヤ


■警察まで出動 ~ ナイジェリアの人魚大騒動

アフリカ、ナイジェリアのオヨ州の州都、イバダン (Ibadan) でかつて人魚騒動が起きたことがあります。

西アフリカに位置しギニア湾に面するナイジェリアですが、オヨ州は内陸で海に面した州ではありません。

それなにのなぜ?

海からサケの群れに混じって人魚が川を遡上してきたのでしょうか、あまり聞かない話です。

実際の経緯はこんな感じです。

イバダンで焼き魚や揚げ魚を中心とする惣菜店を営む女性、ラモタ・サラウ (Ramota Salau) さんがいつものように業者から届いた冷凍魚を選別していたときのことでした。

そこには見慣れない生物が混じっていたのです。

驚きのあまりサラウ氏の選別する手が止まりました。

こ、こ、これは!もしや伝説の水神オモ・イェマヤ (Omo Yemoja) では!?

オモ・イェマヤはヨルパ教の水の精霊で、特にナイジェリアを流れるオガン川 (Ogun River) の守護霊といわれています。

オモ・イェマヤのうわさは瞬く間に近隣に広がり、何百、何千人もの群集がオモ・イェマヤを一目見ようとイバダンのサラウさんのお店に押し寄せました。

驚いたのは地元の警察です。

なんだなんだこの騒ぎは、聴けば惣菜店でオモ・イェマヤが見つかったというのです。

警察はごった返すサラウさんのお店を訪れ、騒ぎの元になっている例のオモ・イェマヤを見せてもらいました



警察に誇らしげにオモ・イェマヤを掲げるサラウさん。

オモ・イェマヤを確認した警察は騒動を鎮静させるべく声明を発表しました。

「こいつは人魚でもなければ、オモ・イェマヤでもない、ただのタコの子供だ! (baby octopus)」

いや、それイカです。

(参照サイト)
INFORMATION NIGERIA

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