■謎の巨大魚 ~ ウモッカ
旧サイトから大変お世話になっている「謎の巨大生物UMA」さん発の看板的UMA (未確認生物) のひとつ、それが謎の巨大魚ウモッカです。
ウモッカとは1997年、モッカさんがインドの海辺の街プーリー滞在中、漁師が釣り上げた魚を浜辺で並べているのを目撃したものです。
UMAというと荒唐無稽なものが多いですが (そこがおもしろいところでもあるんですが)、このウモッカはそういったUMAとは一線を画す非常に興味深いものです。
ウモッカをご存じない方は、謎の巨大生物UMAさんのHPを是非ご覧ください。
謎の魚はすぐに漁師たちに解体されてしまったものの、珍しい魚ということでモッカさんはスケッチに残しておきました。
ウモッカの特徴は以下のような感じです。
・体長1.5メートルぐらいで、茶褐色
・頭部を除く全身が爬虫類のようなウロコに覆われている
・シーラカンスを彷彿とさせる四肢のようなヒレを持つ
・トカゲのような頭部で、頭部のみウロコがない
・口中は細かい歯がびっしりと並んでいる
・サメやエイのようなスリット状の鰓孔を持つ
・背びれは体のかなり後方、尾びれの近くに1つだけ持つ
上記すべて満たすような魚は確認されておらず、いまだに謎のままです。
ゴツゴツと鎧然としたウロコはチョウザメや一部のナマズを彷彿とさせますが、スリット状の鰓孔をもつことからサメであることはほぼ間違いないと思われます。
(image by Wikipedia "キクザメ")
わりと似ているものではキクザメ (Echinorhinus brucus) がおり、賛否はあるもののその説を推している人も少なくありません。
鰓孔は5対でウモッカのスケッチでは4対、背びれが後方に2つでスケッチは1つという違いはありますが、吻が短く丸みを帯びた頭部、四肢を思わせる太く短いヒレ、ゴツゴツとした鎧のような楯鱗が全身にある等、共通点もいくつかあります。
鰓孔はラブカの6対、アブラザメの7対を除けばほとんどのサメは5対なので、ウモッカも本当は5対以上では?
胸鰭近くの鰓孔は見逃し安いので見逃したかも?
ヒレは水揚げ時等の損傷で脱落する可能性もなくはありません。
ただし、上記で似ているといった四肢状のヒレや丸みを帯びた頭部もスケッチと完全に一致という感じではありません。
そういうわけでキクザメそっくりではないものの、キクザメに似た、もしくは近縁の深海性のサメ (新種) の可能性を個人的には推しています。
(参照サイト)
謎の巨大生物UMA
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