「○○男」
獣人 (ヒューマノイド) 系UMAの日本での呼称で、獣人系でありながら霊長類的でないものがこう呼ばれる傾向があります。
カエル男を筆頭に、トカゲ男 (リザードマン)、フクロウ男 (オウウルマン)、ヒツジ男 (or ヤギ男, ゴートマン)、蛾男 (モスマン)、ワニ男 (ゲイターマン)、ブタ男 (ピッグマン)、ウサギ男 (バニーマン)、イヌ男 (ドッグマン)、、、と動物だったら何でもいそうな感じです。
(ジューン・メリングによるフクロウ男の目撃スケッチ)
(image credit by Blog Mysteri Tesla)
1950年代からアメリカ、オハイオ州ラヴランド (ラブランド, Loveland) で目撃されるUMAで、アメリカでは通常ラヴランド・フロッグ (Loveland frog) やラヴランド・フロッグマン (Loveland frogman) と呼ばれます。
簡単に言えばカエルタイプのヒューマノイド。
基本は四足歩行の可能性がありますが後肢2本で立ち上がることができ、身長は3~4フィート (約0.9~1.2メートル) ほど。
寄せられた目撃情報は無数にあるといわれていますが、代表的な目撃事件は3件、そのうち警察官に目撃された2件を紹介しましょう。
(カエル男の有名なスケッチ)
車の前を通り過ぎるとガードレールの前で一旦しゃがみ込みましたが、後肢で立ち上がるとガードレールを乗り越え川に入ったといいます。
それからわずか2週間後の夜、同僚のマーク・マシューズ (Mark Matthews) 氏がショッキー氏がラブランド・フロッグを目撃したほとんど同じ地点で謎の生物に遭遇します。
その生物は道路の真ん中に死んだように伏せていました。
マシューズ氏は死体を片付けようと車を降りて近づくと、突如その生物は足を引きずりながらよろよろと立ち上がりました。
焦ったマシューズ氏はその生物に向け拳銃を発泡しましたが弾は逸れ、ガードレールを乗り越えるとまんまと川に逃げ込むことに成功したといいます。
本当にそんな警官実在するのかよ!と思う人もいるかも知れませんが、実在します。
マシューズ氏は警官を引退後、カエル男についてインタビューを受けているほどです。
でも彼の態度を見れば、何かを見たことだけは確かな感じだったな」
そして同僚がカエル男を目撃した場所でマシューズ氏も謎の生物を目撃することになります。
マシューズ氏もその生物が何であるかは分からなかったといいます。
「そいつは二足歩行もしてなければもちろんガードレールを乗り越えたりもしていない。
やつは這ってガードレールの下をくぐり抜けただけさ」
そして外したといわれた弾丸も実は命中していました。
「俺が目撃した話をしても誰も信じやしないと思ったから、証拠を押さえるためにそいつを撃った」
マシューズ氏は射殺したその生物がなんであるか分かりませんでしたが、とにかく署に持ち帰ることにしました。
それは (尾がないのに) 体長は3フィート (約0.9メートル) 強もある巨大なイグアナでした。
尾を失っていた (自切していた) ために何か分からなかったのだといいます。
マシューズ氏は最初にカエル男を目撃した同僚のショッキー氏にそのイグアナを見せると、自分が見たのもこいつだったと言ったといいます。
「そのイグアナはもともと死にかけてた (だから撃っても問題なかった)。
全部嘘っぱちさ。
ビッグフットとかと同じ類のもの、俺はビッグフットなんか信じちゃいないから」
マシューズ氏がでっち上げを白状したと捉えるか、それともカエル男の証言をしたことで長年嘲笑の的になったことを後悔しておりそれを打ち消すための発言と捉えるか、それは分かりません。
ショッキー氏が同意したのが本当かどうかも定かではありません。
実はそんな伝説的カエル男の姿をとらえたという写真が存在します。
(image credit by Sam Jacobs)
2016年、ラヴランドで彼女とポケモンGOをしていたサム・ジェーコブズ (Sam Jacobs) 君により撮影されたものです。
「水辺の近くで巨大なカエルを見たんだ。
もちろんゲーム (ポケモンGO) のカエルじゃなくて、本物の巨大なカエルだよ。
そしたらそいつは後ろ足で立ち上がって歩き出したんだ!
4フィート (1.2メートル) ぐらいだったかな。
まったくバカげた話に聞こえるだろうけど本当なんだ、あばあちゃんのお墓に誓って言うよ、これは真実だってね!」
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