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2025年5月29日木曜日

1963年、謎の生物の撮影に成功していたらしい ~ バーンスタブル・ハーバー・サーペント


■1963年、謎の巨大海生哺乳類の撮影に成功していたらしい ~ バーンスタブル・ハーバー・サーペント

redditで興味深いネタが出ていたので紹介しておきます。

今回はバーンスタブル・ハーバー・サーペント (Barnstable Harbor serpent)。

バーンスタブル・ハーバー (バーンスタブル港) はアメリカ、マサチューセッツ州バーンスタブルにある港です。

1963年、この港で二人の釣り人により謎の生物が目撃されたといいます。

彼らの乗ったボートから僅か30~40フィート (約9~12メートル) という近距離で、その生物はヘビのような細長い体型をしており、琥珀色の体毛に覆われていたと証言しています。

(目撃スケッチ (らしい))
(image credit: truthisfictionyt via reddit)

シルエット的にはいわゆる典型的なシーサーペントで、興味深いのは頭頂部に噴気孔があったこと。

彼らの証言が正しいとすれば、頭頂部に噴気孔があることから海棲の哺乳類、クジラの仲間 (クジラ、イルカ) であることが示唆されます。

また、彼らはその生物の頭部の大きさを3~4フィート (約0.9~1.2メートル) と推測しており、確かに常識的に考えればかなり大きいのは確かですが、海洋生物、特にクジラと考えれば全く不思議ではありません。

頭でっかちで有名なマッコウクジラ (Physeter macrocephalus) は3メートルほどありますし、シロナガスクジラ (Balaenoptera musculus) なんかは6メートルぐらいあります。

という感じで頭部の大きさだけならクジラと考えれば全く問題ありません。

が、問題は琥珀色の体毛、そしてクジラとは思えないような細長いシルエット。

クジラでありながらよりほっそりとしたシルエットといえば、、、そう、UMA的にはゼウグロドン (Zeuglodon) ことバシロサウルス (Basilosaurus) 生存説が定番です。

しかしバシロサウルスは噴気孔が現世のクジラ類のように頭頂部まで移動しきっておらず、知られているバシロサウルス類では残念ながら当てはまりません。

(史上最重量の噂のあるペルケトゥス・コロッスス)
(original image credit: Wikicommons)

まぁ現在までどうにかこうにか細々と生き残っているとしたら現生のクジラのように頭頂部まで移動しているかもしれませんけどね~

んで、驚きなのが目撃者いわく、1963年という時代背景を考えるとかなりレアなことだと思われるのですが、なんとこの生物の動画撮影にも成功したと主張しているというのです。

ただ残念なことに、UMAあるある、その素敵な動画は紛失してしまったそうです。

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1 件のコメント:

  1. 写真がある!ミイラがある!
    でも紛失した!
    定番ですねw

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