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2020年4月7日火曜日

炭鉱の崩落を告げにやってきた ~ フライブルク・シュリーカー


■炭鉱の崩落を告げにやってきた ~ フライブルク・シュリーカー

今回は超常的なUMAを取り上げたいと思います。

1978年9月10日早朝。

ドイツ南西部、バーデン・ヴュルテンベルク州の都市フライブルク (Freiburg) の炭鉱の入り口。

今日もいつものように仕事を始めようと、21人の炭鉱員たちが炭鉱の入り口に集まり仕事の準備に取り掛かっていました。

するとその入口には黒いトレンチコートに身を包んだ人物が入り口を塞ぐように立ち尽くしていることに気付きました。

作業者には見えません。

場違いな光景に一同は幻覚を見ているのでは?と思ったほどだといいます。

炭鉱に入ろうと何人かが謎の人物に近づくと、それは決して幻覚などではなく実在していること、そして決して人間ではないことに気付きます。

「それ」はトレンチコートに身を包んでいたのではなく、羽毛のような黒い毛に覆われた生物だったのです。

大きな黒い羽を背中にはやしていたといいます。

炭鉱員たちがさらに近づいたその時です。

後に「まるで50人の人間が叫んでいるよう」「高速で走っている列車が緊急停車するときのきしみ音」と形容される強烈な金切り声 (シュリーク, shriek) を上げました。

驚いた炭鉱員たちは炭鉱に入るのを取りやめ謎の生物がその場を離れるのを待つことに決めました。

しかしそれから1時間ほどしたとき、突然地面が揺れたかと思うと地下内で爆発音が響きわたり炭鉱の入り口から煙と火の手が上がったといいます。

炭鉱が崩れたのです。

爆発が収まったとき既に謎の生物の姿はありませんでした。

もし炭鉱に入っていればかれら21人は爆発により命を落としていたのは確実であったことから、結果的に「謎の生物」に命を救われた形となりました。

その生物が炭鉱入り口で炭鉱員の入場を妨げたのは、意図的だったのかそれとも偶然だったのか?

後にその謎の生物は「フライブルク・シュリーカー (Freiburg Shrieker)」と呼ばれることになります。(「フライブルクの金切り声を上げるもの」の意)

数少ないドイツの未確認動物であり、ただの一度だけ現れたUMAですが、1966年アメリカのウエストバージニア州で目撃されたモスマンと同一とする説もあります。

モスマン系、いわゆるヒューマノイド型の飛翔系UMAはオオコウモリや大型の鳥類の誤認であるといわれますが、多くのモスマン系UMAの目撃が夜間であることに対し、フライブルク・シュリーカーの目撃は真っ昼間、しかも割と至近距離での確認ということからその説は低そうです。

ではなにかと言われると、この話がまったくの事実であるというのであれば、少なくとも既知動物では候補が思い当たりません。

(参照サイト)
Unknown Explorers

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2 件のコメント:

  1. ドイツの方が現地資料からフライブルク・シュリーカーについて調査していましたが、その方によるとフライブルクの周りには石炭鉱山はなくこの時期事故があった鉱山もないようです。すごく夢があって大好きな話なのですが、でっち上げなのでしょうか

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    1. コメントありがとうございます。
      なるほど~、フェイクの可能性高し、といったところなのでしょうね。こういうのは現地の人でないと分かりませんものね。
      でもそういうのを含めて楽しむのがUMAですし、こんな鉱山は存在しない、というのもひとつの説としていいと思います。

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