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2020年4月29日水曜日

超巨大ナメクジ 系UMA~ ムリーロ (ムリロ)


■超巨大ナメクジ ~ ムリーロ

中部アフリカのコンゴ共和国、コンゴ民主共和国 (旧ザイール)、ザンビアの湿地帯では巨大なナメクジに似た生物が目撃されるといいます、ムリーロ (or ムリロ, Mulilo) です。

ちなみに世界最大のナメクジはヨーロッパに生息するクロコウラナメクジ (Limax cinereoniger) やマダラコウラナメクジ (Limax maximus) といわれ、全長20センチをオーバーします。

クロコウラナメクジは最大で30センチに成長するといったサイトもありますが、公式的な記録かどうかは分かりません。

取り敢えず、現世最大のナメクジは30センチとしておきましょう。

ヨーロッパ原産ですが世界各地に外来種として侵入しており、おそらくアフリカにも渡っているものと考えられます。

見慣れない巨大なナメクジを見たことからUMA騒ぎとなり、ムリーロの伝説が生まれたのではないか?

しかし、残念なことにムリーロは体長6フィート (約1.8メートル)、幅12インチ (30センチ) ととんでもない大きさをしています。

ムリーロは巨大ゆえあまりに重く、陸では自重に耐えるのが困難であるため、多くの時間を水中で暮らすといわれています。

これは明らかにナメクジらしからぬ習性です。

(謎の写真)
(image credit by imgur)

水中に生息するナメクジのような生物といえばヒル、ムリーロの正体はヒルではないでしょうか?

世界最大のヒルは南米に生息するアマゾン・ジャイアント・リーチ (Haementeria ghilianii) で、なんと45センチもあります。

(アマゾン・ジャイアント・リーチ)

ぶら下げると自重でかなり伸びるのでナメクジよりも遥かに巨大に見えるはずです。

このヒルは希少種であり、一時は絶滅したと考えられていたほどですからアフリカにいるとすれば別種のヒルということになるでしょう。

(image credit by Jacob.jose)

個人的には現実的かつ夢のある未発見の巨大ヒル説を推したいところですが、さらに現実的な説もあります、ガボンアダー (Bitis gabonica) です。

体長は最大クラスで1.8メートル、非常に太い体をしているのが特徴で、目撃証言のサイズ・プロポーションと一致します。

また中央アフリカに生息、ふだんは木々の間にいるものの降雨量の多い熱帯雨林に生息することから水中も厭 (いと) いません。

生息域、体長、生態はムリーロとほぼ一致します。

ただし水中にいるガボンアダーを見たところで、それが巨大なナメクジに見えるものなのか?といった根本的な問題はあります。

(ガボンアダーの骨格)
(image credit by Stefan3345)

ガボンアダーは英語で通常ガボンバイパー (Gaboon viper) と呼ばれることからも分かる通り毒蛇であり、一匹の持つ毒の量はキングコブラに次ぐ世界第2位。

一咬みで人間の致死量を遥かに上回る毒を注入させることができます。

しかし動きは緩慢で攻撃性も低く咬傷事故は少ないといわれています。

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3 件のコメント:

  1. 大山椒魚のアフリカ進出した個体の誤認・・はロマンしかないか。

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  2. 「謎の写真」の生き物ですが、サイズ、皮のダルダル感、模様の感じから
    ジャワヤスリヘビ(Acrochordus javanicus)ではないでしょうか?

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  3. ご情報ありがとうございます。
    確かにジャワヤスリヘビに似ていますね、もうちょっと解像度が高ければはっきりするんですけどね。

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