(image credit by Telegraph)
■6メートルの巨大アナゴ
アイルランドにはコネマラ (Connemara) という大小多くの湖沼が密集している地域があります。
スコットランドのネス湖とも地理的にそう遠くないこの一帯にはネッシーとはまた異なった特徴をもつUMAの目撃が数多く報告されています。
オーナ湖 (Lough Auna)、デリーレア湖 (Lough Derrylea)、ファダ湖 (Lough Fadda)、バリナヒンチ湖 (Lough Ballynahinch)、目撃情報のある湖を上げていたらきりがないほどですが、これらの湖では「ウマウナギ」とか「オオウナギ」と呼ばれる巨大なウナギのような生物が生息しているといわれます。
「ウマウナギ」とは頭部がウマのような特徴を持つ巨大なウナギです。
また「オオウナギ」のほうも既知種のオオウナギのことではなく、6メートルも7メートルもあるモンスター級のウナギのことです。
ミミズは長くなっても太くはなりませんが、ウナギは体長が伸びると顕著に体が太くなり小柄な個体とはプロポーションが大きく異なります。
そのため既知種であっても巨大なウナギが存在すれば上記のような「ウマウナギ」や「オオウナギ」の伝説が起きてもなんら不思議ではありません。
そういった意味では「ウマウナギ」や「オオウナギ」はUMAというより、未捕獲のいわゆる「沼の主」的存在かもしれません。
ただ6メートル、7メートルのうなぎなんて、、、
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しかし、イギリス、デボンのプリマス沖 (Plymouth) ではウナギではなくアナゴですが、20フィート (約6メートル)、240ポンド (約110キロ) もある巨大なヨーロッパアナゴが捕獲されたことがあります。
ヨーロッパアナゴ (European conger) はその名の通り、大西洋東部、黒海、地中海とヨーロッパ地域に生息するアナゴです。
メスが特に大きくなり、平均で2メートルを超える世界最大の巨大なアナゴです。
海岸近くの浅瀬にはあまり寄り付かない傾向があることから、淡水域のコネマラ湖沼地帯に紛れ込むことはないでしょうが、このアナゴを見る限り、突然変異的に巨大なウナギが過去にいた可能性は否定できません。
ヨーロッパアナゴの巨大なものは、きっと過去の巨大海蛇シーサーペントの目撃情報にも含まれていることでしょう。
ただし、この巨大なヨーロッパアナゴの話しに戻りますが、実測する前に解体されてしまい本当の大きさは分かっていません。
吊し上げたアナゴはその自身の重みでより伸びており、また遠近法でより巨大に見えている可能性が高く、実際には大きくてもせいぜい10フィート (約3メートル) 程度ではなかったのか?とも言われています。
それでも平均を大きく上回る巨大アナゴにはかわりありませんが。
(参照サイト)
Telegraph
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