(image credit by Coast to Coast)
■謎のミイラ ~ イースト・グランド・フォークスの怪生物
アメリカ、ミネソタ州のイースト・グランド・フォークス (East Grand Forks)。
この地の森林でミイラ化された謎の死骸が発見されました。
伐採した丸太の上に横たわる奇妙な生物。
丸太と建物の壁が確認できることからも、まったく人気のない森の中でないことは分かります。
また、発見者によれば「ミイラ化しているものの目は無傷」。
事実だとしたらホラーですが、これについてははあまり考えないことにしましょう。
大きさについての言及はありませんが、丸太の直径は15~20センチぐらいと考えると、体長は60~80センチぐらいでしょうか。
ミイラ化し肉が削ぎ落とされ細長くなっていることを考慮しても元から体は細長いような印象です。
イタチ科の生物でしょうか。
アメリカミンク (Neovison vison) や外来種のフェレット (Mustela putorius)、アメリカテン (Martes americana) 等にしてはちょっと大き過ぎるかも?フィッシャー (Pekania pennanti) であれば丁度いいかもしれません。
(フェレット)
フィッシャーは北米の北部に生息するイタチ科の生物でミネソタであればテリトリーです。
フィッシャーは雑食性で小型の哺乳類から昆虫、木の実など食べますが、名前 (fisher, 「漁師」の意) に反して魚は基本的に食べません。
UMAの可能性は?
発見者の主張通り前肢がなくミイラ化しているにも関わらず目が腐敗していない怪物的生物、というのもいいですが、もう少し現実的なUMAとして考えた場合、20世紀初頭に絶滅したウミベミンク (Mustela macrodon) なんかいかがでしょう?
ヨーロッパからの移民たちに狩りつくされてしまった悲劇のミンクですが、アメリカミンクよりも一回り大きくサイズ的には悪くありません。
(参照サイト)
COAST TO COAST
(関連記事)
■ ニュージーランドに流れ着いたドラゴンの骨格
■ デボンのビーチに漂着した謎の生物の死骸
昼寝してるうちに丸太の下敷きにされたかな?前肢は腹のしたに敷いているようにみえますね。
返信削除