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2019年10月17日木曜日

一大センセーションを起こした謎の巨大魚 ~ ウモッカ


■謎の巨大魚 ~ ウモッカ

今回は、謎の巨大魚ウモッカ(Umokka)。

謎の巨大生物UMAさん発の謎の巨大魚で、1997年、モッカさんがインドの海岸都市プーリー滞在中、漁師が釣り上げた魚を浜辺で並べているのを目撃したものです。

― 発見の経緯と状況 ―


場所はインド東部、オリッサ州プーリー。

モッカさんが浜辺を歩いていた際、漁師たちが水揚げした魚を解体している現場に遭遇します。

問題の個体はすぐに解体されてしまいました。

標本は残らず、写真もない。

残ったのは、現場で描かれたスケッチのみです。

この一点が、ウモッカを単なる都市伝説ではなく「観察記録」に留めています。

― 形態的特徴の整理 ―


スケッチから読み取れる特徴は以下。

・体長約1.5メートル
・茶褐色
・頭部を除き、爬虫類状の硬質なウロコ
・四肢のように太く短いヒレ
・丸みを帯びたトカゲ状の頭部
・口内に密生する細かい歯
・スリット状の鰓孔
・背びれは尾部寄りに1基のみ

ここで重要なのは「鰓孔がスリット状」である点。

これは硬骨魚類ではなく、軟骨魚類、すなわちサメ類の特徴です。

一方で、全身を覆う鎧状の楯鱗はチョウザメや一部のナマズ類を想起させる。

この混在が、分類を難しくしています。

― キクザメとの比較 ―


(キクザメ)
(image credit: Wikicommons)

候補としてよく挙がるのがキクザメEchinorhinus brucus)。

深海性で、全身にゴツゴツとした楯鱗を持ち、丸い吻部と太いヒレを備える。

共通点は確かに多い。

しかし相違点も無視できません。

・キクザメの鰓孔は5対(スケッチは4対)
・キクザメの背びれは2基(スケッチは1基)

ただしここは慎重に見る必要があります。

鰓孔は胸鰭付近に隠れやすく、見落としの可能性は十分ある。

背びれも、水揚げ時の損傷で欠落した可能性は否定できません。

つまり「一致しない」のではなく、「観察条件が不完全だった」可能性が残るのです。

― 誤認か、新種か ―


選択肢は大きく三つ。

1. キクザメの誤認
2. 近縁種、もしくは未記載の深海ザメ
3. 記憶・スケッチの変容

1は最も合理的。

しかしスケッチの印象は、既知のキクザメと完全一致とは言い難い。

2の場合、インド洋深海域には未記載種が存在しても不思議ではありません。

深海は依然として未知の割合が高い。

3については、写真記録が無い以上、完全否定はできません。

ただしモッカさんの描写は具体的で、作為性は感じられません。

― なぜウモッカは特異なのか ―


多くのUMAは、巨大すぎる、荒唐無稽すぎる、物理的痕跡がない。

しかしウモッカは違います。

サイズは現実的。

分類上の枠内に収まりそうで収まらない。

既知種と「近い」が、決定打がない。

この“あと少し”の距離感が、ウモッカの最大の魅力です。

― 結論 ―


現時点で、ウモッカを裏付ける物証は存在しません。

しかしキクザメ、あるいはその近縁深海ザメという仮説は、決して荒唐無稽ではない。

むしろこれは、「UMA」と「未記載種」の境界に位置するケースです。

深海はまだ完全には調査されていない。

もしあの日、あの浜辺で解体されずに標本が残っていたなら――

ウモッカはUMAではなく、学名を与えられていた可能性すらあります。

この曖昧さこそが、ウモッカを今も生かしているのです。

(参照サイト)
謎の巨大生物UMA

UMA探しの旅は終わらない (国内外1000体以上のUMAが待っています)


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