■4メートルのホオジロザメの頭部に咬み跡
米国にOcearch (オーサーチ) という海洋生物研究団体があります。
その活動のひとつに、ホオジロザメを捕獲しタグをつけて海に戻し追跡調査を行うものがあります。
その一環でこのほど大西洋で捕獲された巨大なオスのホオジロザメは体長3.88メートル、体重が527キロもありました。
Ocearch により、このサメはヴィミー (Vimy) と名付けられました。
奇妙なことに、このヴィミーの頭部にはわりと最近出来た「重症」ともいえる大きな傷がありました。
専門家によると、より大きなサメに頭部全体を咬みつかれた跡ではないかと推測されました。
この傷跡の大きさからヴィミーに咬みついたサメは、最低でも4.5メートル以上と見積もられました。
Ocearch会長のクリス・フィッシャー (Chris Fischer) 氏は、ヴィミーはメスを巡って他のオスと格闘したか、もしくはメスとの交尾中にメスに咬みつかれたかのどちらかではないかとの推測します。
実際のところ、Ocearch では過去に4.7メートル、941キロのメスのウナマッキ (Unama’ki) や4.87メートルのメスのメアリー・リー (Mary Lee)、2019年10月には5.18メートルのオス (タグをつける前に脱出されたとのこと) を捕獲しており、そのような大型のサメに咬まれた可能性は十分に考えられます。
ヴィミーは既にタグをつけて海に戻されています。
(参照サイト)
news.com.au
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