■ベトナム戦争中に米兵が遭遇 ~ フライング・ヒューマノイド 1969
フライング・ヒューマノイドはおそらく1990年代を超えてからメジャーになったUMA、もしくは超常現象といえます。
その名の通り、宙に浮かぶ人型 (ヒューマノイド) の浮遊生物 (or 物質) を指します。
その多くは生物でない可能性すらあります。
フライング・ヒューマノイドの特徴は翼等、いかなる浮遊する器官を持たない生身の人間がそのまま空中に浮いていることです。
前述の通り、比較的近年になって目撃が増えましたが、古くからこの現象は伝えられます。
現在目撃されるものに近いフライング・ヒューマノイドも以前から存在しますが、今回のものは昨今騒がれているものとは異なり大きな翼を有します。
ベトナミーズ・フライング・ヒューマノイド (Vietnamese Flying Humaoid)
それはベトナム戦争真っただ中の1969年、ベトナムのジャングルの中で目撃されました。
月夜の美しい夜、目撃したのは米兵たちです。
米兵たちはオオコウモリだと思いました。
しかし、近づくにつれ、それがオオコウモリにしてはあまりに大き過ぎ、しかもそれは人間に似ていました。
肌はコウモリのそれのように黒かったものの、米兵たちによればそれはなんの服も身に纏っていない人間の女性に見えたといいます。
肌の色からアフリカ系の女性に見えたといいます。
彼女は米兵たちの頭上わずか6~7フィート (約1.8~2.1メートル) まで接近し、背にした月は彼女の陰で隠れるほどでした。
夜の静寂を破らず、音もなく静かに羽ばたきながら彼女は米兵たちの頭上を飛び去って行ったといいます。
これが創作されたフィクションではなく、全くその内容通りというのであればUMAとは考えにくく、もはや超常現象であり、正体を探るも何もありません、お手上げです。
その場合、正体は「天使」かそれに似た存在との解釈のようです。
(ライルオオコウモリ)
(image credit by Wikicommons)
が、そのときの状況が状況です、ゲリラ戦を得意とするベトコンにいつ奇襲されるやもしれない、そんな中での話です。、
やはり過度のストレスがかかった状況下で、野生生物を見誤った可能性が高いのではないでしょうか。
しかもこの話は伝言ゲームさながら伝えられていく途中で「女性」という性別も加わった疑いもあるようで、元は単に「翼を持った人間のような生物」だった可能性が考えられます。
となると月並みながらやはりオオコウモリの誤認の可能性があります。
ベトナムの一部地域にはライルオオコウモリ (Pteropus lylei) が生息しており、通常そこまでは大きくなりませんが、最大個体になると翼開長が6.6フィート (約2メートル) にもなるといわれています。
米兵たちの頭上をかすめ飛んだのは飛び抜けて大きなライルオオコウモリの個体だったのではないでしょうか?
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