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2024年4月5日金曜日

サルが主食のコンゴの怪鳥 ~ ンゴイマ


■コンゴの怪鳥 ~ ンゴイマ

「ン」ではじまるアフリカのUMAシリーズ、今回はコンゴ共和国で目撃される飛翔系UMA、ンゴイマ (Ngoima) です。

アフリカで目撃される飛翔系のUMAには翼竜によく似たものやオオコウモリを彷彿とさせるものが多いですがこのUMAは純粋な巨鳥・猛禽タイプです。

翼開長は9~13フィート (約2.7~5.2メートル) といわれ、主食はサルやヒツジの中型哺乳類ということです。

その姿は猛禽であり、急降下しその鋭く力強いカギ爪で獲物を掴み空中へと連れ去ります。

夢はありませんが、翼開長5.2メートルはさすがにちょっとといえど、9フィートぐらいであれば目視計測の誤差範囲で既知種の誤認の可能性があります。

その正体としてゴマバラワシ (Polemaetus bellicosus) やカンムリクマタカ (Stephanoaetus coronatus)、そして コシジロイヌワシ (Aquila verreauxii) の3種が候補に挙がるでしょう。

ゴマバラワシ、コシジロイヌワシは最大の個体の翼開長が8フィート (約2.4メートル) に、カンムリクマタカも6~7フィート (約1.8~2.1メートル) を期待できるため、ンゴイマの正体としては申し分ありません。

そしてこの3種の猛禽はいずれもアフリカ並びに世界でも指折りの獰猛さを兼ね備えているといわれ、特にこの3種の中では一番小柄なカンムリクマタカが獰猛さでは一番との声も名高いです。

カンムリクマタカの獲物はほぼ哺乳類で占められ、ケープハイラックス (Procavia capensis) やヨコスジジャッカル (Lupulella adusta)、セグロジャッカル (Lupulella mesomelas) まで狩るときがあるようです。

生息域と大きさから一番手ゴマバラワシ、二番手がカンムリクマタカといったところでしょうか。

まあ成体ではないとは思いますが、かなりの大物までさらっていくので、ンゴイマの主食であるサルやヒツジもイレギュラー的に襲うことがあってもおかしくありません。

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