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2024年3月14日木曜日

アルゼンチンの大蛇 ~ アラガナクルタ


■アルゼンチンの大蛇 ~ アラガナクルタ

アラガナクルタ (or アラガナクルタア, Araǵanaqlta'a) はアルゼンチンに生息するというヘビに姿がよく似たUMAです。

体長10メートルの巨体に二股に分かれた尾、体の左右にはノコギリの歯のような棘が飛び出しており、頭頂部にある雄鶏のようなトサカがトレードマークです。

水辺を好み湖や川に生息しているといいます。

ただしアラガナクルタは目撃されたUMAというよりは民間伝承上の生物で、アラガナクルタはすべてのヘビの「父」という存在であり自ずと「オス」となります。

ではアラガナクルタのメスはいないのかというと実は存在しており、その場合、呼び名が変わりアラガナクラテ (or アラガナクラテエ, Araǵanaqlate'e) になります。

こちらはすべてのヘビの「母」という存在です。

トサカやトゲといった装飾品は別として大きさ的には全く現実的でアジア代表のアミメニシキヘビ (Python reticulatus)、南米代表のオオアナコンダ (Eunectes murinus) の史上最大サイズと大差ありません。

(ティタノボアの実寸骨格模型)
(image credit by DAVID MIKKELSON)

絶滅種まで比較対象を広げればコロンビアで発掘されたティタノボア・ケレジョネンシス (Titanoboa cerrejonensis) の体長12~13メートル (一説には15メートル) に、なんなら負けちゃってます。

南米ある全地であることや水辺を好むといった習性からも現生種のオオアナコンダが元になっていることでしょう。

トサカやトゲ、二股に分かれた尾は多くの伝説上の動物に見られる他の動物とのハイブリッド化によるものと思われますが、その装飾もそれほど突飛ではないことから未発見のアナコンダ説も捨てきれません。

(参照サイト)

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1 件のコメント:

  1. ドラクエ以外に頭部に飾りのある蛇って見たことないですね。蛇って頭何でみななめらかなんだろ?

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