2024年3月14日木曜日

水棲ビッグフット (イエティ) ~ ディープ・シー・アボミナブル・スノーマン


■水棲ビッグフット (イエティ) ~ ディープ・シー・アボミナブル・スノーマン

アメリカを代表する獣人系UMA、ビッグフット。

ビッグフットに並び獣人系UMAでもっとも有名なのはヒマラヤの雪男ことイエティ (Yeti) で異論はないでしょう。

海外のUMAサイトをご覧になる方ならアメリカではイエティのことをアボミナブル・スノーマン (Abominable Snowman) と呼ぶことが多いのはご存じかと思います。

この呼び名の起源は古くイギリスの探検家チャールズ・ハワード・ベリー (Charles Howard-Bury) さんが1921年にエベレスト山偵察遠征の際、巨大な人間のような足跡に遭遇した際、同行したシェルパがこれは「雪上の野人」のものであり「metch-kangmi」と説明したことに端を発します。

ペリーさんは「metch-kangmi」を「metch-kangmi」と誤認識したうえ、更に誤訳も重なり「アボミナブル・スノーマン (忌まわしい雪ダルマ)」という呼び名になった経緯があります。

後にこの足跡はハイイロオオカミの足跡が溶けて輪郭が崩れ、人間のそれに似た形を形成したものだったのではないか、と考えられています。

さて今回紹介するUMA、ディープ・シー・アボミナブル・スノーマン (Deep Sea Abominable Snowman) は上記の通り、つまりは「深海の雪男」といった意味になります。

水棲の獣人を思い浮かべてしまいますが、どうも名前の響きからくるイメージと実際の目撃情報は乖離しているようです。

この生物は1968年、ダイバー、ブルース・ムニエ (Bruce Mounier) さんによってバハマのグレート・アイザック・ケイ (Great Isaac Lighthouse) 近海で目撃されました。

ムニエさんによれば、ダイビング後、ボートに引き上げられる際、おおよそ海底から10メートル程度ぐらいの地点でその奇妙な巨大生物を目撃したといいます。

ざっと見積もって200ポンド (約90キロ) はあると踏みました。

大きく円形のシルエットから最初はウミガメだろうと思いました。

しかしダイビング経験も豊富で多くのウミガメの捕獲・売買にかかわってきたムニエさんですら一度も出くわしたことのないウミガメでした。

首の長さは最低でも人間の4倍は優にありヘビのようにクネクネと動かすことができました。

そして首の先についた頭部はさらに奇妙なものでした。

吻部が前方に突き出たサルのような顔をしていましたが目は光の少ない水中に適応するためでしょうか、非常に大きなものでした。

怪物はムニエさんに興味を持ったのかその大きな目でムニエさんを観察していましたが突如上昇して目の前から消え去ってしまいました。

これがディープ・シー・アボミナブル・スノーマンで、頭部以外は獣人的な特徴はなく、むしろ「サルの顔を持ったウミガメ」と考えた方がイメージは伝わりやすいかもしれません。

ウミガメに見慣れたムニエさんが通常のウミガメを怪物と誤認することはまず考えられませんが、もともとカメは爬虫類にしては吻部は短めで頭部だけに限ってみれば哺乳類然としているのも確かです。

ウミガメのミュータント (突然変異) 的な個体だった可能性も考えられます。

ムニエさんはウミガメに似ていると思いましたが少なくとも今まで見たことがない生物であり、おそらくは新種の生物でまだこの他にもたくさん生息していると予測しました。

しかし彼の予測は外れたようです、目撃されたのは後にも先にもこのただ一度限りだからです。

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