■時が止まった瞬間 ~ 空中に静止する鳥
中央アフリカに生息するハシビロコウ。
まったく動かない鳥として有名となり、今では動物園でも人気者です。
カメラを固定して撮影したハシビロコウを再生してみると、微動だにしないその姿はまるで置物のようであり、動画ではなくまるで静止画を見ているような錯覚に陥るほどです。
さて上の画像を見てください。
なんの変哲もない空を羽ばたく鳥の動画から切り出した一コマ。
しかしこれが上記で上げたハシビロコウのような動画であるとしたら?
地に足をつけているハシビロコウとは訳が違います。
この動画はアメリカのニューメキシコ州のギャラップ (Gallump) で撮影されたものです。(動画は記事の最後にあります)
母親のケーリーン・ボウマン (Kayleen Bowman) さんによれば、旦那のジェイさんが娘のリリーちゃんを学校に車で送る際に撮影したものだといいます。
「『見て!鳥が凍っちゃってる!』娘の声に反応しジェイは車を止めたらしいの。
二人は空中でカラスが「凍っている」のを見たのよ。翼が羽ばたいている途中のように見えるわ。
ジェイはクチバシが動いていたって言ってた。そんなことを聞くとますます驚きよね」
ホバリングできる鳥であればその場にとどまることはできますが、羽ばたかずにはいられません。
スタンフォード大学は、鳥が向かい風に向かって風と同じ速度で飛ぶ場合にもその場に静止した状態になると説明します。
しかしその場合、左右に揺れる等、幾分かは動くはずです、このカラスのからだは微動だにしていません。
地球の重力を無視した超常現象?
まずは本当にカラスなのか?確かにシルエットはカラスに見えます。
トリミングして確認したいところですが、スマートフォンで撮影した動画であり、さらに被写体までの距離もあるため解像度が低すぎて細部がわかりません。
しかしジェイさんの「クチバシが動いていた」という証言を信じれば、「生きている本物のカラスが微動だにせず空中に静止している」ということになります。
ということは、おそらくこのカラスにのみ異次元の見えない力が加わり、カラスの周りはわたしたちが生活する世界と異なる時間軸が支配することによって、、、
というのは冗談で、普通に考えてこれを実現するのは下から支えるか、上からもしくは横から吊る以外にありません。
おそらく「飛んでる最中に細いワイヤ等 (解像度が低いために確認できないのでは) に引っかかり、もがいて疲弊したカラスは羽ばたく力も無くし翼を広げた状態でとどまっているところ」を撮影されたのではないか?というのが自分の推測です。
(参照サイト)
DAILY STAR
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これは右が頭なのかな?なんか鳥形のカイトに見えるわ。
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