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■若くして亡くなった息子の墓に謎の雌鶏が現れる ~ エンジェル
今からおよそ1年前の2019年7月22日、エイダン・ダニエル・ミラー (Aidan Daniel Miller) 少年はが友人と釣りをしている際に突如心不整脈で倒れました。
至って健康そうだった少年でしたがわずか16歳にしてこの世を去ったのです。
「奇妙だよ、墓地には1000以上もの墓石があるのにここから離れないんだ」
こう語るのは父親のダン・ミラー (Dan Miller) 氏、エイダン少年のお墓に突如住みついた雌鶏のことを言っているのです。
雌鶏は「エンジェル (Angel)」と名付けられました。
エンジェルが現れたのは3週間ほど前、はどこからやってきたのか誰にもわからないと言います。
母親のカレン・ミラー (Karen Miller) さんは言います。
「今度の水曜、7月22日でエイダンの一周忌なの。
エンジェルはこの数週間、涙よりもはるかに多くの笑顔を運んできてくれたわ」
エイダン少年は動物好きで農場で飼っていたニワトリが好きだったといいます。
父親は息子の墓に棲み着いたエンジェルのために巣箱を作りご飯を与えることに決めました。
それでもこのあたりに住む空腹のコヨーテやキツネがたくさん生息していることを夫婦はとても心配しています。
「エイダンのお墓のいたる所にアライグマの足跡がついていたこともあったの。
それでもエンジェルは朝ここにいたわ。
きっとエイダンが一晩中彼女のことを見守っててくれたのよ」
そしてエンジェルと出会って数日後、エンジェルは不意にカレンさんの膝に飛び乗ってきました。
なぜ見ず知らずのニワトリがこうも人懐こいのでしょう。
カレンさんは嬉しくてたまらなかったと言います。
ニワトリが好きだった少年の墓に突如現れ、そして棲み着く謎の雌鶏。
これは偶然か。
「ずっと言っていることなんだけど『偶然 (の一致)』なんて信じてないの、これは偶然では片付けられないもっと大きな力が働いた結果に違いないわ」
偶然を否定するのは感傷、そして息子への愛情によるものかもしれません。
しかし温もりを感じずにはいられません。
(参照サイト)
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