■イギリスで続く謎のハトの連続死
毎日あれだけたくさんの鳥たちを目にするのに、鳥が道端で死んでいるのを目にすることはなかなかありません。
それがもし頻繁に目にするようであれば、実際には相当の数の鳥たちが死んでいることになります。
2019年の夏、イギリス、ウェールズの本当に狭い地域で、目撃されただけで数十匹のハトが死んでいるのが発見されました。
そのうちのいくつかは実際飛んでいる最中に死んで、空中から地面に落ちてくるのさえ目撃されています。
死んだ鳥に外傷はなく、また病気であった兆候も見受けられませんでした。
まったくの謎です。
日本でもそうですが、鳥の大量死ともなれば「鳥インフルエンザ」が真っ先に疑われます。
しかし、調査の甲斐なく、ハトは鳥インフルエンザにも感染していませんでしたし、少なくとも他の病気に感染している証拠もなにひとつ見つけられませんでした。
ハトの死体が見つかったのは短期間に数十匹にものぼりますが、前述の通り、人目に触れずに死んでいる鳥のほうが何倍も、何十倍も多いはずで、実際に死んだ鳥の数は把握できていません。
ただし、相当数のハトたちが死んでいることは確かのようです。
というのも、ハト大量死の地元では目に見えて「(ハトによる) 夜明けのコーラス (dawn chorus)」の規模が小さくなってきているといいます。
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