2019年12月27日金曜日

ハリケーン・ネイトで打ち上げられた謎の魚


■ハリケーン・ネイトで打ち上げられた魚

少し前の話になりますが、2017年8月末にテキサス州で猛威を振るったハリケーン・ハービー (Hurricane Harvey) が去った後、テキサス・シティのビーチに打ち上げられた謎の生物が話題になりました。

(image credit by Time)

細長い体型ですがウナギほどほっそりとはしておらず、特に体の前半部は太く尾に向かって先細りです。

半開きの口から鋭い牙がむき出しとなっており、目らしきものが確認できないため異様な姿に見えます。

ウナギの専門家ケネス・タイ (Kenneth Tighe) 博士によれば、この生物の正体はおそらくキバウミヘビ (Aplatophis chauliodus) だといいます。

英名をファングトゥース・スネーク・イール (Fangtooth snake-eel 「牙状の歯を持ったウミヘビ」) といい、北米沿岸に生息、その姿からタスキー・イール (tusky eel 「牙のウナギ」) とも呼ばれるそうです。

目は小さく口のすぐ上に位置し、腐敗後の乾燥で皮膚に埋もれているため目が確認できないのかもしれません。

この生物の出現で大いににぎわった後、同年の10月にハリケーン・ネイト (Hurricane Nate) がまたしても米国を襲いまいた。

しかも二匹目のドジョウとばかりにネイトも実は海岸に置き土産をしていったことを知る人は少ないでしょう。

「ハリケーン・ネイトが過ぎ去った後、見たこともない生物が打ち上げられた」


そう銘打たれた記事が出ましたが、このニュースは世界を駆け巡ることもなければ、その正体を巡って活発な議論が交わされることもありませんでした。

白黒のツートンにマツカサウオ的ウロコ、頭部からヤギのような角を早し、大雑把なトゲ状の背ビレ、まぶたつきの目、、、

(マツカサウオ (Monocentris japonica))
(image credit by Wikipedia (Drow male))

この怪魚を実在する生物と言い張るのは困難です。

そしてこのニュースは誰の注目も浴びることなく、ひっそりと消えていってしまいました。

(参照サイト)
TIME
Heist

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