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2022年8月17日水曜日

馬と人間のハイブリッド ~ プレスコットの人面馬


■21世紀になって目撃された馬と人間のハイブリッド ~ プレスコットの人面馬

今回は国際未確認生物協会 (The National Cryptid Society) さんのネタから

アメリカ、アリゾナ州のプレスコット (Prescott) で目撃されたUMAのお話です。

初めて目撃されたのは2011年ことでしたが、正確な日付はわからないそうです。

ただ、穏やかな日で、時間は午後3時ごろだったといいます。

目撃者がプレスコットのハイキングコース、サム・ビュート (Thumb Butte) の通りをサイクリングしているときのことです。


自然に囲まれ風光明媚なサム・ビュートのサイクリング・ロード脇に、突如数件の家が現れました。

似つかわしくない人工物の出現よりも驚いたのはそこに得体のしれない生物が立っていたからです。

目撃者は自転車を止め、その生物を観察しました。

生物との距離はわずかに100フィート以内 (約30メートル) という至近距離です。

それはウマの「ような」生物でした。

4本の足で立ち、大きさもウマぐらい。

しかしその生物がウマでないことは確かでした。

頭部はウマのそれとはかけ離れており、いわゆる馬面と呼ばれる鼻先の長いシルエットではなく、顔は平坦かつ丸みを帯びたアウトラインをしていたからです。

その頭部はライト・ブラウンの長い毛で顔の周囲が覆われており、特に頬やあごの部分が長く、山で暮らす毛むくじゃらの人間を彷彿させる頭部であったと目撃者は回想します。

突然の怪物との遭遇に驚いただけでなく、その生物が戦闘態勢に入っていることに恐怖を感じ、自転車から降りてゆっくりと後ずさりをし、安全圏内に入ると自転車に飛び乗って逃げたといいます。

(数々のオリジナル超常現象ネタで楽しませてくれたウィークリー・ワールド・ニューズ紙)
(image credit by Weekly World News)

誰も信じてくれないであろうこの生物との遭遇事件、ややもすれば頭のおかしい人物と思われかねません、目撃者はこのことを誰にも口外しませんでした。

もしかすると何かの記憶違いだったのかも、、、記憶というのは時間とともに朧気となるものです。

ところが2018年5月、このことを思い出さずにいられない話を友人から聞くとになります。

なんと友人の隣人の子供たちが、あの人面馬そっくりの生物に出会った話していたというのです。

友人はもちろん一笑に付しましたが、7年ぶりに思い出させられたこの話を聞き、あの生物が実在していると確信したといいます。

では、それではこの生物について考えてみましょう。

ケンタウロスのようにウマの首から上を人間の上半身に置き換えたハイブリッド生物はギリシア神話上に存在しますが、人面馬というのはなかなかユニークなUMAです。

といっても、体は獣で頭部だけ人間という生物は15~16世紀の本にはそれなりに登場します。

そんな中でもフランス人外科医、アンブロワーズ・パレ (Ambroise Paré) によってル16世紀、ネッサンス後期に書かれた「怪物と驚異 (Des monstres et prodiges)」には、まさに今回のUMA同様の体がウマ (仔馬) で、頭部が人間という人面馬が登場します。

彼の著作によれば、その怪物は13世紀にイタリアのフィレンツェからピサで目撃されたと記されています。

16世紀でもまだ地球上の生物の分類は混とんとしていた時代ですし、しかもそれより遡ること300年、13世紀の伝説をもとに書かれた人面馬ですから、もはやケンタウロスと同等の神話上の生物程度の信憑性しかありません。

今回の生物は21世紀に入ってのお話。

動物にそれほど詳しい人でなくても、人面馬という生物が存在しないということぐらい、基礎的な知識で入っている中での目撃です。

実際、最初の目撃者も人面馬に遭遇し話を人にするのは躊躇していたぐらいですから。

(ダマスカスヤギ)

当然、こんな生物は存在しないと思いますが、敢えて候補をあげるとするならヤギの誤認、特にダマスカスヤギ (Damascus goat) を挙げます。

その存在に知らない人であれば、かなりのインパクトを受けるに違いありません。

ダマスカスヤギはもちろんUMAでもなんでもなく、正真正銘の実在する哺乳類、ヤギの仲間です。

名前の通り、中東シリアの首都であるダマスカスが原産と考えられています。

ダマスカスヤギは非常に多くの別称を持つことでも知られ、アレッポ (Aleppo) やシャミ・ゴート (Shami goat)、チャミ (Chami)、ハレプ (Halep) やバラディ (Baladi)、すべてこのダマスカスヤギのことです。 

仔ヤギの頃は非常に耳が長いというちょっと変わった特徴はあるものの、とてもかわいらしく、他の一般的なヤギの仔たちと大差ありません。

(ダマスカスヤギの頭部)

しかし成長すると (多くの人間の美的感覚では) 醜悪な姿に変貌し、そのげんこつに目鼻を付けたような特徴的な頭部から「ヤギのブルドッグ」と呼ばれることもあります。

体格はウマほどにはなりませんが、体に対し首も長くそのプロポーションは「ウマ」的です。

体色は個体差がありますが、基本は赤褐色、白やグレーも見られますが、写真でよくみられる黒色は実は希少だといいます。

ダマスカスヤギは乳用の家畜がほとんどですが、移入された地域によっては肉や皮も利用され、その珍しい風貌から北米ではペットとしても流通してます。

頭部の個体差も激しく、見慣れない人からすればまさにモンスター、民家の近くで目撃されたことからも、ダマスカスヤギを誤認した可能性もあるのではないか?と予想します。

(参照サイト)

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1 件のコメント:

  1. タイトル画像、ベアナックルにしか思えんかった。

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