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2020年1月14日火曜日

台湾の道路でのたうち回るゴルディアン・ワーム


■台湾の道路のたうち回るゴルディアン・ワーム

静止画であればただ枯れ木かなんかが絡まっているだけの何の変哲もない絵です。

しかしこの枯れ木は「生きて」います。

ミッフィー・チュウ (Miffy Chu) 氏はいいます。

「これはもしかすると私たちが今まで見たことにない遺伝子操作から作られた新しい生物かもしれないわ。

ちょっと気味悪いし、地球上では失われた異性人の生命体って感じ」

ナナフシの突然変異体と主張する人も多いといいいます。


これは台湾の新竹市の路上で撮影されたものですが、おそらくこれは複数のハリガネムシが複雑に絡み合ったものです。(動画は下にあります)

ハリガネムシは英語で一般的に「ホースヘア・ワーム (Horsehair worms)」と呼ばれます。

ホースヘアとは「馬の体毛」のことで、これはハリガネムシが馬の水桶からよく見つかるため、馬の毛から産まれるものと信じられていたことに由来します。

そして稀に「ゴルディアン・ワーム (Gordian worms)」と呼ばれる場合もありますが、これは「ゴルディアスのワーム」を意味します。

ゴルディアスとは?

ゴルディアスとはギリシア神話に登場するフリギア国王の名です。

ゴルディアスは2本の紐で複雑な結び目をつくったのですが、これを「ゴルディアスの結び目 (Gordian knot)」といいます。

「ゴルディアス結び目」を解いたものは将来アジアの王になるであろう、と予言されたことから、有力者たちが次々とこの結び目に挑みました。

しかし、誰一人として結び目を解くことに成功せず、このことから「ゴルディアスの結び目」とは「解決することが極めて困難なこと」を意味します。

ハリガネムシがゴルディアン・ワームと呼ばれるのは、繁殖期になると水中で雌雄が「ゴルディアスの結び目」さながらに複雑に絡み合っているように見えることに由来します。

まさにこの動画の中のハリガネムシはゴルディアン・ワームと呼ばれるにふさわしい絡まり具合です。

ハリガネムシ自体はそのうち記事にします (or 旧サイトを参照してください)。


(参照サイト)
THE SUN

(参照サイト)




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