■ムクドリの雨 ~ ウェールズで今度はムクドリの群れが怪死
もしそれを目撃した人がいたら、それは一種のファフロツキーズ現象 (fafrotskies) に見えたかもしれません。
ファフロツキーズ現象とはサカナやカエルといった生物が雨のように降ってくる現象を指すオカルト用語です。
実際に生物が降っているのを目撃されることは稀で、そのほとんどが事後、つまり地面に散乱する生物を見てファフロツキーズ現象が起きたと判断されます。
さて、ウェールズでハトが次々と怪死しているというニュースが最近ありましたが、今回もまたウェールズでの鳥の怪死事件です。
今度はハトではなくムクドリの群れごと死んでいるのが発見されました。
ムクドリの死骸が見つかったのはノース・ウェールズのアングルシー島 (Anglesey) で、その数、最低でも225羽、中には300羽との報道もあります。
発見したのはハンナ・スティーブンス (Hannah Stevens) さんです。
彼女が病院に行く途中、ムクドリの大きな群れが地上から空に舞い上がるのを目撃していました。
それから1時間後、診察が終わり同じ道を帰ろうとすると、さきほどムクドリの群れを目撃したあたりの道路には無残な姿でムクドリたちが横たわっていたのです。
1時間ほどのラグがあり、道路に死んだムクドリたちが病院に来るときに見たムクドリの群れという証拠はありませんが、その可能性が高いだろうと考えられています。
おそらく毒によるものと推測されていますが、意図的に毒殺されたのかどうかも含めて現在調査中とのことです。
スティーブンスさんの病院へ行く時間がほんの少しずれていたら、世にも珍しいファフロツキーズ現象を目撃したかもしれません。
(参照サイト)
BBC
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