2019年12月15日日曜日

絶滅していなかった「星空の夜カエル」 ~ スターリー・ナイト・ハーレクイン・トード

(image credit by Daily Mail)

■絶滅していなかった「星空の夜カエル」 ~ スターリー・ナイト・ハーレクイン・トード

おそらく絶滅しているだろう思われていたスターリー・ナイト・ハーレクイン・トード (Atelopus aryescue) が再発見されました。

和名は分かりませんが英名 (starry night harlequin toad) の意味は「星空の夜のようなまだら模様のヒキガエル」です。

黒地に白の斑 (ブチ) が入っている体色を夜空に輝く星に見立て、こんな素敵な名前で呼ばれています。

このカエルはコロンビアのシエラ・ネバダ・デ・サンタ・マルタ山地 (Sierra Nevada de Santa Marta mountain) の標高2000~3500メートルの地帯にのみ生息し、そこは先住民族のアルアコ族 (Arhuaco) の神聖な場所であり1991年以降、科学者の立ち入りが許可されていませんでした。

そのためもともと生息数も非常に少ないと考えられていたハーレクイン・トードは、両生類にとって致命的な感染症、カエルツボカビ (Batrachochytrium dendrobatidis) により絶滅したものと考えられていました。

しかし意外にも約30年ぶりの調査の結果、ハーレクイン・トードが絶滅せずに生き残っていることが分かったのです。

実は2019年の4月に科学者はすでにハーレクイン・トードの生存を確認できていたようです。

しかしアルアコ族により、カエルの生息地を案内する条件は「写真を撮らないこと」「公表しないこと」であり、手土産を持って帰ることは許されませんでした。

科学者たちはそんなアルアコ族からつきつけられた「誘惑に抗う」テストに合格し、再訪を許され今回の再発見・公表に至ったということです。

アルアコの人々はハーレクイン・トードの歌声で作物を植える時期や儀式を行う時期を決めてきたといい、このようなアルアコ族との良好な関係も絶滅せずに生き残った理由のひとつでしょう。

(参照サイト)
Daily Mail




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