■直径500メートルの泡が船を飲み込む
バミューダトライアングルをはじめ、オカルト的な船の失踪事件は枚挙に暇がありませんが、それらミステリーを解く鍵となるかもしれない自然現象が存在しました。、
ベーリング海に浮かぶ火山島、ボゴスロフ島の近海で、島が噴火する直前に巨大な水のドームが出来たという船乗りたちの目撃情報があったといいます。
どうせ船乗りたちの数ある武勇伝のひとつだろうと思いきや、コンピューター・シミュレーションでそれは事実であることが判明しました。
この泡の直径は最大で500メートルにもなり、過去に発生した謎の船の失踪事件の原因かもしれないとForbes誌は語っています。
巨大な泡の出来る原理は難しいのでForbes誌のものを以下にそのまま引用します。
「泡は、高温の溶岩がベーリング海の冷たい海水と接触したときにできるものだ。溶岩が一瞬で固まると弾力のある薄いガラスの膜が形成され、その膜に火口から放出される二酸化炭素や二酸化硫黄が溜まると膨らんでいき、いずれ水の重さに耐えられなくなって破裂する。これにより、水蒸気爆発が起こり、巨大な泡が発生する。」(Forbes誌)
その巨大な泡の大きさから、巻き込まれたらとうてい逃げ切れるものではないため、今までの失踪事件のいくつかにこの現象が関与していた可能性はありそうです。
(参照サイト)
Forbes Japan
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