アメリカ、ペンシルベニア州ハンティンドン郡にあるレイズタウン湖 (Raystown Lake)。
最長部45キロ、深さ61メートルもありペンシルベニア州最大の湖ですが、驚くことになんと人造湖。
この湖ではたびたび巨大なレイク・モンスターの目撃があります。
ネス湖の怪物にならいペンシルぺニア版ネッシー (Pennsylvania's Lochness Monster) と呼ばれ、レイズタウン・レイ (Raystown Ray) の愛称を持ちます。
レイズタウン・レイは概ねネッシーと姿が似ているといわれており、体の全体像は分からないものの長い首を持ち背中にはコブがあるようです。
全長は50~60フィート (約15~18メートル)。
2008年8月にレイズタウン・レイを目撃したマイク・シーバー (Mike Sieber) さんはいいます。
「数年前にレイズタウン・レイの噂は耳にしたことがあるけど、どうせ観光客目当てのデマだろうって思ってたんだ。
でも8月3日を境にその考えに自信が持てなくなったんだ。
午後7時15分ごろ、僕らはジェットスキーを陸にあげて乾かしてた時だよ、彼女が冗談めかしてこう言ったんだ『見て!レイズタウン・レイよ!』って。
なに言ってんだよと湖のほうに目を向けると、そいつは首と頭を水から3~4フィート (約90~120センチ) 突き出して航行禁止区域に向かって進んでいるボートへぐんぐん近づいていくんだよ。
3分ぐらい見てたかな、そいつの首の航跡とは別に首から15~20フィート (約4.5~6メートル) 後ろにも航跡が走ってたけど何から出ているかは分からなかったね。
そいつはボートに近づくとそのまま水の中に消えてしまったけど、見たのは僕と彼女だけじゃない、母と父もみんな見てたんだ。
あれがレイズタウン・レイじゃないってなら正体を教えてくれよ!」
(レイズタウン湖の売店で売っているTシャツの絵柄)
(image credit by Raystown Ray.com)
レイズタウン・レイは日本ではあまり有名ではないですが21世紀に入ってからはいくつかの写真撮影にも成功しており知名度が上昇しているUMAといえます。
レイズタウン湖は釣りをはじめボートやジェットスキー、スキューバダイビング等、レクリエーションを広く提供するアミューズメントスポットとしても人気でレイズタウン・レイの存在も湖の人気の一端を担っています。
そういうわけでレイズタウン・レイがあまりに不気味だったり怖い存在でいることは湖の商業活動において有利には働かないでしょう。
レイズタウン湖の管理側はそんなことは百も承知です。
レイズタウン・レイを湖の宣伝にうまく取り込んでいます。
同湖の経営・管理側に立つ野生生物学者ジェフ・クラウス (Jeff Krause) 氏は語ります。
「ガチョウや魚、カワウソ、アヒルといった動物たちが襲われたという明確な証拠はありませんから、おそらくレイズタウン・レイはベジタリアンなのでしょう。
この生物の目撃が増加傾向にありますが、これはおそらく草食動物にエサを提供する湖底の雑草床が拡大していることに起因していると推測されます。
レイズタウン・レイの習性はマナティに似ており『まったく安全』です」
要するにレイズタウン・レイは実在するし安全だよ!ってことです。
ただね、この湖ができたのは1973年とわずか50年しか経ってないんです。
いったいどこからやってきたのかw
(参照サイト)
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