■ゴンドラを丸呑みにする怪物を見た! ~ マッジョーレ運河のシーモンスター
今回はマッジョーレ運河のシーモンスター (Canale Maggiore sea monster)。
海外のUMA目撃サイトに投稿されたものです。
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私はイタリア、もっと厳密に言えばヴェネツィアに住んでいる39歳のアメリカ人で、銀行の支店長をしています。
その日私はマッジョーレ運河 (マッジョーレ湖かもしれません) の近くをいつものように散歩していました。
私はとても憶病で見えないものにも恐怖を感じてしまうタチです。
ですが、その日は本当に怖い体験をしました
運河から大きな水しぶきの音が聞こえてきたのです。
誰かが運河に向かってものを投げ込んだのでしょうか?そうではありませんでした。
水しぶきが飛び散り私はびしょ濡れになったほどです。
恐怖を感じながらも水しぶきの上がった方を見ると、水中からなにかが上がってくるのが、、、頭と体が見えました。
岸から8メートルぐらいの地点です。
私はそれをシー・モンスターだと確信しました。
恐ろしくて息もできないほど心臓が激しく鼓動しました。
私は恐竜だと思いました。
ヘビのような動きでその怪物は私の方へと向かってきました。
ライオンとゴジラの咆哮を合わせたような恐ろしい唸り声をあげていました。
そして目の前でゴンドラ (ヴェネツィアの運河で使用する手漕ぎボート) の飲み込みました。
(ゴンドラ)
(image credit: Wikicommons)
口内には何百本もの歯があるように見えました。
6分ほど怪物と対峙していましたが、急に怪物は水中に消え去りました。
しかし再度、怪物は現れ、くねくねと泳ぎ、そしてまた水中に潜ると二度と現れることはありませんでした。
私はとにかくその場から少しでも遠くへ離れたかったため、ビチェンツァ行きのバスに乗り、恐怖で頭痛がひどかったため病院へと向かいました。
医者に今起きたことを話すと、私が見たというものは正直信じがたいが絶対に存在しないとは言い切れない、と医者は答えました。
家に帰り家族にもこのことを話すと、「オゴポゴ」を見たかもしれないといわれました。
私はこういった怪物のような生物が存在することを信じたことは一度もありませんでしたが、インターネットでいろいろ検索し、スコットランドのネス湖にはネッシーというものが存在することを知り、私が見たものはシー・モンスターであると確信しました。
私はこの日を境に人生が変わってしまい、もう二度と安眠できないかもしれません。
私はオゴポゴを見た、、、
ただひとつ確かなことは、あの日散歩するべきではなかったということです。
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マッジョーレ運河 (Canale Maggiore) なのかマッジョーレ湖 (Lago Maggiore) なのか文脈からちょっと判断できませんでした。
マッジョーレ運河がヴェネツィアにあるかはちょっと分かりませんが、パルマには少なくとも存在しています。
マッジョーレ湖であればロンバルディアとピエモンテの州境にあります。
イタリアで表面積2位の大きな湖です。
ただ、「マッジョーレ」自体が「大きな」的な意味なので、その名の付く地名はたくさんあるため、ヴェネツィア、もしくはヴェネツィア近郊にもマッジョーレ運河もしくはマッジョーレ湖があるかもしれません。
さて、投稿者さんはUMAに全く詳しくないのが分かります。
UMAの代表格であるネッシーすらネットで初めて知ったぐらいですからね。
ここに来る人なら分かると思いますが、オゴポゴはカナダ、ブリティッシュ・コロンビア州のオカナガン湖で目撃される海蛇タイプのUMAの愛称です。
なので、マッジョーレ運河で目撃されている時点でオゴポゴではないのですが、まぁ家族からウミヘビタイプの代表格としてオゴポゴ (みたいな生物) を目撃したのではないか?といわれたのかもしれませんね。
原文を読むと、投稿者さんの憶病感がさらに伝わるのですが、あまりに憶病なため、一時的なメンタル障害で幻覚を見たのでは?という疑いを持ってしまうほどです。
が、投稿者さんが水しぶきでびしょ濡れになった、という「現実」を信じ、海に繋がる運河でなにかしらの巨大な生物、UMAを目撃したと信じましょう。
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