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2024年7月25日木曜日

日本発の都市伝説系UMA ~ 南極のニンゲン / 北極のヒトガタ


■日本発の都市伝説系UMA ~ 南極のニンゲン / 北極のヒトガタ

今回はニンゲン (Ningen) とヒトガタ (Hitogata)。

UMAファンで知らない人はいませんよね。

ニンゲンは南極、ヒトガタは北極、と目撃される場所こそ違いはあれど、それを除けば姿形・特性に大きな差異はないため同列に扱います。

ニンゲンは「南極のニンゲン」とも呼ばれます。

いずれも掲示板2ちゃんねるで誕生したもので、意外なことに日本を代表する都市伝説系UMAとなりました。

いわゆるインターネット・ミームにより広まったもので、同系統ではレイク (レーキ) なんかが有名です。

----- 以下、2ちゃんねる引用 (抜粋) -----

日本政府が行っている南極周辺海域での「調査捕鯨」では、鯨の捕獲調査だけでなく、捕獲しない種類の鯨も調査し、記録しているそうです。そこで、公に出来ない「ある物体」が数年前から目撃されているそうなのです。

ソースは関係者から直接。
その物体とは、調査捕鯨関係者の間で「人型物体」と名付けられているもので、タイプがいくつかあるそうで、人間の形(五体あり)とか、人間の上半身が二つ連結された形とか、数タイプあり、鯨と同じように水中から現れるらしい。

全身真っ白で、全長数十メートル。数年前以前の捕鯨を行っていた時代には誰も見たことがなかったらしい。情報を公にすると、現在の調査捕鯨の科学的信憑性がひっくり返るとかで、「非常に困惑している」とのこと。

記録だけ付けているそうですが、積極的に探索したりはしていないらしい。(調査スケジュールが外国との間の国際委員会に提出されているので、動かせないということ)

「ヨタ話として他人に喋ってもいいよ。ただ、俺から聞いたとは言わないように。どうせ、他の連中も喋ってるはずだけど」だそうです。「生き物とは思えない。最初はどこかの国の潜水艦かと思ったけど」だそうです。

船の近くには出てこない、接近すると潜ってしまうそうなのですが、画像を拡大すると、表面はつるつるしているようで、しかし、割と不定形で人工物ではないようだとのこと。不思議というか、作り話にしても妙にディティールが凝った話なので必死に訊いたのですが、「あれはたぶん、神様とかそんなモンだよ」と言っていました。話の真偽はともかくとして、その話を聞いたのは事実。

ネタではありません。

他に、この話聞いたことのある方がいたらお願いします。季節は夏(日本が冬の間)でしょう。夜に現れることが多いそうです。(聞いたのを思い出しました)ただ、夜間は鯨の調査をやっていないらしく、それが出てくると夜間の当直者が他のメンバーを起こして回るらしい。

写真に撮っても海に浮かんだ氷(氷山?)のようにしか見えない(近くで撮れない)のと、調査関係の写真は一切流出禁止ということらしいです。(グリーンピースとかの対策で)

調査船団に同行しているカメラマンがかなり粘って撮影しようとしたそうですが、あまり良い写真は撮られてないはず、と言っていました。(暗視カメラとか、赤外線フィルムとか、そういう手段でしょうか。)

わたしも、その話を教えてくれた人(以下Fさん)にかわかわれただけかもしれないけどなあと思いながら、妙にディティールがはっきりしている話なので気になって気になって。

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一昨々日の午前中、車でFさんを送っていく途中の話。

『南極に、俺達が "にんげん" と呼んでいる変な物体がいるんだ』

『学者連中、喜んじゃってさあ。最初は "物体X" とか呼んでいたんだよ』

その物体は以前、捕鯨が禁止になる前からのベテランは誰も見ていないらしく、ここ数年での話題で、たぶんこの先、TVとかで取り上げられるのかも知れない。

でも、科学的調査の信憑性に関わるかもしれないので、職場では変なところに投稿したりするなということになっているとのこと。(わたしは書いちゃいましたが、2ちゃんは充分「変なところ」でした)

『2,3年前に非公式な文書で「・・・以後この件については "人型物体" と称する・・・」というのが来た。だから、ジンケイブッタイとか、間違ってニンギョウブッタイとかも言っていたのだけど、ほんとうはヒトガタブッタイと読むらしいね。俺達はニンゲンって呼んでるよ。』

----- 以上、2ちゃんねる引用終わり -----

創造されたものですから、投稿 (もしくは創造) された時点 (2002年5月) ではもちろん目撃のなかったUMAです。

当然ですよね、存在していない (創られた) ものなので目撃されているわけがありません。

しかしこのニンゲンとヒトガタ、創造されたUMAだからと侮るなかれ、他の日本のUMAと比較しても世界的な知名度はかなり高く、それどころか創造されたにもかかわらず後付けで目撃が出始めているといういかにも現代的なUMAです。


CG、写真、動画が多数存在しますが、ニンゲンが存在するとしたらその正体 (誤認) として一番あり得そうなものは?

個人的に一番可能性が高いと思うのはアルビノのザトウクジラ (Megaptera novaeangliae) でしょうか。

まずはいかにもヒゲクジラらしい巨体 (~16メートル) が合格点。

体長の1/3ほどもある恐ろしく長い胸鰭は腕のようなシルエットを形成、さらに後肢のない尾に向かって先細りの体型と相まって全体としてもニンゲン的です。

世界中の海に広く分布する彼らは南極海・北極海付近にも出没するため生息域もOK。

「ニンゲン・ヒトガタ」の存在を強く信じている人が見ればひょっとすると誤認するかもしれません。




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