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2025年8月21日木曜日

実在する!?ホーンテッドハウス ~ モンローのカオナシ族の館


■実在する!?ホーンテッドハウス ~ モンローの顔なし族の館

今回はモンローのカオナシ族/モンローのフェイスレス・ピープル (Faceless People of Monroe)。

ややゴーストよりの都市伝説で、舞台はアメリカ、コネチカット州フェアフィールド郡にある町、モンローの辺鄙な場所です。

場所は特定されておらず、いくつかのバージョンが存在します。

モンローのとある場所には2階建ての古びた館がぽつんと立っており、塀などに囲まれているわけではないものの、外部からの侵入を完全に遮断するかのよう、まるで要塞のように屈強なつくりをした建造物だといわれています。

そこには高齢の男性が多くの子供たちと共同生活を送っているといわれています。

しかし夜になっても電気がつくことはなく、一見すると見捨てられた廃墟のようだといいます。

それでもここに人が住んでいることは確かで、ごくまれに家の内部から外へうっすらと光が漏れ出ていることがあります。


ここに住む子供たちは一般の人間の子供たちとなんら変わりありません、ただ一つの点を除いて。

彼らには目や鼻、耳といった器官のないカオナシ (フェイスレス) で、小さな薄い口を持つのみ。

不気味な印象ですが彼らは決して危険な存在ではなく、高齢男性の管理人のもと、ひっそりと暮らしているといい、この「ただひっそりと暮らす」というのが彼らの唯一の望みです。

なのでこの家に近付く者に対して、管理人はその者たちに対し警告を発することだけはあるようです。

管理人は子供たちに新鮮な空気を吸わせるため夜間に子供たちと「外出」することがあります。

彼らは決して危険ではありませんが、人々と接することを拒絶しているため、基本的に「外出」中に人々が近くに来ると子供たちは自ら逃げていくといい、万一、ばったり遭遇しても危害を加えられることはありません。

子供たちの運命は全て高齢男性の管理人に委ねられており、年齢的なことから今後が危惧されています。

この高齢の男性は初代なのかそれとも引き継いだ人物であるのか、また、今後自分が退く際に引き継ぐ人物をを探す予定があるのか、すべてが謎です。

と、こんな感じ、いかがだったでしょう?

いかにもクラシックな雰囲気を持つ都市伝説ですが、この都市伝説は本当に古くからあるものなのか、それともクラシック風にアレンジされ現代になってから創作されたものなのか、それともある程度の真実性を含んでいるものなのか、なにもわかっていません。

当然、その建物の詳細な場所も分からないのですから、その「館」といわれる写真もおそらくすべて偽物 (のはず) です。

ただまぁ、「あの森の中にはフェイルレス・ピープルの館があるらしいよ」なんて噂が立つのもまた都市伝説的らしく面白いです。




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