■宙を彷徨う白い肉塊 ~ キンダーフック・ブロブ
アメリカ、ニューヨーク州にある町、キンダーフック (Kinderhook) では1960年代に浮遊する謎のブロブ (不定形の塊) 状の生物が立て続けに目撃された事件があります。
初めに目撃されたのは1962年のこと、当時10歳だったハレンベック (Hallenbeck) くんと従兄弟で7歳のチャリ (Chari) くんが自宅裏の森で遊んでいた時のことです。
甲高い笛の音が突然森に響き渡りました。
その笛の音自体は怖くなかったようで、音の発信源を二人で探ろうと森の中へと入っていきました。
その笛の音のようなものと関係しているかは分からないものの二人は非常に奇妙な生命体に出くわしました。
全身真っ白なその生命体は松の木陰から自分たちをじっと監視しているようでしたが、それには目や口といった器官を確認することはできませんでした。
なんとなく人の形をしたような「塊 (ブロブ)」だったのです。
二人は驚き急いでハレンベック君の自宅へ戻りました。
これがキンダーフック・ブロブ (Kinderhook Blob)、特徴は真っ白であること、決まった形を持たず (不定形)、さらに移動時にはフワフワと宙に浮いて浮遊しているように見えることです。
1974年、1978年、キンダーフックの森でそれぞれハイキング中とキャンプ中にキンダーフック・ブロブの目撃がありました。
やはりそれは真っ白な塊で森の中を彷徨っているような動きをしていました。
キンダーフック・ブロブの目撃が絶えて久しい2017年数十年ぶりに復活します。
深夜の森を散歩していたオーウェン・ファーリー (Owen Farley) さんとアンソニー・マラノウスキー (Anthony Malanowski) さん。
それはキンダーフック・ブロブが初めて目撃された時と同じく森に甲高い叫び声が響き渡りました。
突如7フィート (約2.1メートル) の白い塊がかれらの前に現れると、浮遊しながら二人の方に高速で迫ってきたため、かれらは端って森を抜けだしました。
UMAというかどちらかというとゴースト・ストーリー系でしょうかね、いずれも無機質な感じで、もしかするとなんらかの自然現象として説明できるかもしれません。
(参照サイト)
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