このブログを検索

2024年10月6日日曜日

雪上に残された謎の足跡 ~ 伊香保温泉の野獣


■雪上に残された謎の足跡 ~ 伊香保温泉の野獣

今回は伊香保温泉の野獣 (いかほおんせんのやじゅう, The beast of Ikaho Onsen)。

東スポWEB (2023年5月15日/2013年7月19日) さんで詳しく語られているUMAですので、こちらの記事を特に参考にさせてもらっています。

伊香保温泉は群馬県渋川市伊香保町 (いかほまち) にある温泉で、吾妻郡草津町 (あがつまぐんくさつまち) の草津温泉と並び群馬県を代表すると温泉のひとつです。

伊香保町温泉の野獣は生物そのものが目撃されたわけではなく、雪上に残された足跡のみでその存在が語られるUMAであり、岩手県のガタゴン (Gatagon) と同じタイプといえます。

発見したのは著名なUMA研究家、山口敏太郎さんと交流関係を持つ漫画家の箱ミネコさん。

(伊香保温泉近くで発見された謎の足跡)

2006年の元旦 (1月初旬とも)、伊香保温泉から徒歩で20分ぐらいのところ散歩していた際、この謎の足跡を発見。

その長さは8センチ。

自身も動物に詳しいと自負する箱さんは直感的に「奇妙」な足跡だと直感的に察知し、手持ちの携帯電話で撮影されました。

地元では80~100センチ程度の「毛深くしたカワウソに似た二足歩行できる生物」が目撃されているということで、この足跡との関連性が疑われているとのことです。

フランス人UMA研究家のヴィルジールさんの来日時、同じくUMA研究家の中沢健 (なかざわたけし) さんと伊香保温泉の野獣を調査するため、現地に赴きました。

発見された足跡は1セット (1対2個) のみ、その前後に同様の足跡はなく、少なくとも歩いてきた経路を示す形跡は残っていません。

足跡はやや形が不明瞭になりつつあるも、縦長で全長の1/3~1/4程度の長さの指 (爪) が3本あるように見えます。

ヴィルジールさんはこの足跡についてこのように語っています。

「この足跡は非常に興味深いものです。まず、形状が他のビッグフットなどとは大きく違います。ビッグフットの足跡は指先がはっきりと確認できますが、この足跡では指が3本しかないように見えます。サルというよりは、ニワトリやその他の鳥類に似た形状だといえるでしょう。

雪の上には足跡が2つしか残されておらず、現場まで歩いてきた痕跡がありません。人間やサルであれば、現地まで歩いてきた足跡が続いているはずですが、引きの写真を見ても、該当する足跡は周囲に見当たりません。まるでどこからか飛んできたかのようです。

足跡をよく見てください。一つは深く踏み込んだような足跡ですが、もう一つは雪の上に浅く残されています。このような足跡は、人間がその場で大きくジャンプするために踏み切った時に残される足跡と似ているように思えます。そして周囲に同じ生物が残した足跡がないという点と、鳥に似た形状の足跡である点を踏まえると、大型の飛行できる生物であった可能性が高いと私は考えます」

ヴィルジールさんの発言を要約すると、足跡が一組しか残されていないということは飛翔生物が舞い降り、そのまま一歩も動かずに飛翔したため足跡が一組しか残らなかった、また、左足が右足よりも深く刻み込まれているのは飛翔時に左足でより強く踏ん張った証拠、といった感じです。

山口敏太郎さんも飛翔生物であることに同意しており、アメリカのクラシックUMA、ジャージーデビルを彷彿とさせることから、日本版ジャージー・デビルの存在を示唆されているようです。

さてこの生物の主は一体?

本当に既知の野生動物ではないのか?

確かに野生動物の足跡が一対のみ残されていること自体が不自然であり、飛翔した生物が着地してすぐそのまま飛び立った、というのが唯一の合理的な説明のようには聞こえます。

大型の鳥類であったり水鳥を除けば多くの鳥はその場から助走なしで舞い上がることが可能です。

(ウサギの足跡、後肢が前に、前肢が後ろに来て「Y」のようになるのが特徴)
(original image credit: Bryant Olsen via Flickr)

但し、それだと本当に鳥ぐらいの大きさ (重さ)でいと難しく、もしこの生物が飛翔生物であるならそれほど大きくない (重くない) 可能性が示唆されます。

これが仮になんらかの生物の足跡だとすれば (鳥類を含めて) おそらく後肢と思われますが、左右の足がくっつくほど接近しているのが分かります。

確かにこれが獣人系、つまり霊長類のような動物の足跡とすればこれだけ左右の足をくっつけて二足立ちしているのはバランスが悪く不自然な気がします。

そうなると鳥類の足跡の方が確かにまだあり得そうですがその割には指 (爪) の割合が低過ぎるように感じます。

まあだからこその「謎の足跡」ですね。

足跡の残り方は異なりますが、比較的ノウサギの後肢に似た形状をしているとは思います。

時間とともに少しずつ、凍結と解凍が繰り返され、元の足跡よりもやや大きく、また形状も変化している可能性もあり、それが特定をより困難にしているのかもしんれません。。

(参照サイト)


(関連記事)



0 件のコメント:

コメントを投稿