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2024年8月13日火曜日

日本発、目鼻のないコアラに似た生物 ~ コアラドン


■目鼻のないコアラに似た生物 ~ コアラドン

今回はコアラドン (Koaladon)、不思議好き人間さんの掲示板に投稿された謎の生物です。

まずはコアラドンがどんなUMAなのか掲示板の内容を見てみましょう。

"僕の友達が小学生の頃に目撃した話です。今から約20年以上前のことになります。
友達が竹やぶにカブト虫を採りに行ったそうです(普通竹林にカブトはいないと思うのですが・・・)。

後ろの竹やぶがガサガサ音がして振り返って見ると白いコアラのような物体が竹の木につかまっていてケラケラと笑っていたというのです。

しかも目や鼻はなく、口だけだったそうです。そして、白い体はキラキラと後光がさしていたとのことです。

その友達は嘘をついたり冗談を言ったりするようなタイプではないし、この話を
したとき、思い出してよっぽど怖かったのか目を真っ赤ににして話をしてくれました。

よってこのような物体を見たことは事実だと思いますが、おそらくなにかの見間違い
だと思います。

それともUMAに詳しいみなさんは何だと思いますか?
UMAというより妖怪のジャンルでしょうか?
ちなみに、たった今この物体を「コアラドン」と命名いたしました"

― 投稿された日時 ―


いかがでしたか?

詳しい日付は分かっていませんが、この目撃談は1980年代に語られ始めたものとされています。

ただし、日本のどこで目撃されたのかについては情報が不足しており、具体的な地名や環境条件はほとんど残されていません。

また、怪物の目撃者であるご友人は既に他界されてしまっているそうで、これ以上の情報を今後得ることもできません。

そのため、この時点で信憑性を判断するのは容易ではありません。

― 目撃情報の曖昧さ ―


証言の中でも、特に異様なのが「目鼻が無く、後光が差し、ケラケラ笑っていた」という描写です。

この表現はパラノーマル色が極めて強く、未確認生物(UMA)という枠組みよりも、エイリアン(宇宙人)や妖怪といった存在を想起させます。

このまま受け取る限り、生物学的な存在として扱うのはかなり困難でしょう。

― 妖怪的すぎる描写 ―


まず、「後光が差す」という点が引っかかります。

これは、衝撃的な存在に突如遭遇したことによる視覚的錯覚、あるいは逆光や周囲の光源条件による見え方の問題だった可能性が考えられます。

一歩踏み込めば、生物発光という仮説も成り立たなくはありませんが、日本国内の生物という条件を考えると、現実性はかなり低くなります。

次に「ケラケラ笑う」という表現です。

これは文字通りの笑いではなく、人間の感覚でそう聞こえた「特徴的な鳴き声」と捉える方が自然でしょう。

実際、ブチハイエナの鳴き声も古くから「人間の笑い声」に例えられてきました。

― 「後光」と「笑い声」の現実寄り解釈 ―


「目鼻が無い」という証言は、さらに解釈が難しい部分です。

一つの可能性として、長い体毛によって顔の輪郭や目鼻が隠れ、遠目には判別できなかったというケースが考えられます。

もう一つは、暗所や洞窟環境に適応した結果、視覚器官が退化し、外見上ほとんど目立たなくなっていたという仮説です。

こうして要素を分解していくと、当初は完全な妖怪に見えていた存在が、わずかですが現実世界の側へと引き寄せられていきます。

(インドリ)
(image credit : Wikicommons)

― 目鼻が無いという違和感 ―


証言にある「白い体」についても考えてみましょう。

これはアルビノ個体であった可能性、あるいはもともと体毛や皮膚が白い生物だった可能性が考えられます。

また、「コアラのような物体」という表現も非常に曖昧です。

体の大きさや形状そのものがコアラに似ていたのか、それとも竹や木にしがみつく姿勢が、単にコアラを連想させただけなのかは判断がつきません。

― 白い体とコアラ的印象 ―


体の大小にかかわらず、コアラ的な特徴を持つ生物はそれほど多くありません。

ナマケモノ類、あるいはインドリIndri indri)のようなキツネザルが代表例ですが、いずれも日本には本来生息しない生物です。

そのため、日本国内という条件を重視するなら、「アルビノのニホンザルの幼体、もしくは若年個体」の誤認が、最も現実的な線として浮かび上がります。

― 既知生物との照合 ―


とはいえ、せっかくなのでUMA的な解釈も一つ提示しておきましょう。

この存在を、洞窟や地下環境に適応した新種の洞穴生物として再定義する考え方です。

洞穴生物は、光の欠如によって体色が白化することが多く、「白い体」という特徴とよく符合します。

また、視覚をほとんど必要としない生活環境では、目が退化し、外見上ほとんど確認できなくなることも珍しくありません。

こうして見ていくと、この不可解な目撃談は、完全な妖怪譚として切り捨てることも、単なる誤認として片付けることもできます。

しかし同時に、現実と異界の境界に立つUMAとして再構築する余地も、確かに残されているのです。

(参照サイト)

UMA探しの旅は終わらない (国内外1000体以上のUMAが待っています)


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1 件のコメント:

  1. 最初の画像みたいに顔にしわしわ付きで表現されるとちょっと甲府事件の宇宙人っぽいかも

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