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2024年8月17日土曜日

新潟の空に現れた謎の飛翔生物 ~ 越後モスマン


■新潟の空に現れた謎の飛翔生物 ~ 越後モスマン

さて、またまた新潟県の読者さんからUMAの目撃情報をいただきました。

新潟県からカジポゴヒロドオリ・モンスターに続き3件目ですね。

クラシックなUMAばかりだと飽きてくるので新しいUMAはウェルカムです。

さてさっそく見ていきましょう。

中学生の頃の目撃情報とのことです。

自転車での通学途中に鳥に似た生物が北の空から南へ向かって飛翔するのが目に入りました。

生物との距離は150~200メートルぐらい、鳥としては非常に大柄だったといいます。

しかし何よりも不思議だったのは一見してその姿は鳥に似ているものの頭部に該当する部分が見当たらなかったことです。

その正体として検討するのはもちろん鳥類。

目撃者さんはまずはサギを検討したといいます。

(アオサギの飛翔)
(image credit by Wikicommons)

最大種のアオサギ (Ardea cinerea) を含むサギ科全般や一部のペリカン等は飛翔時に長い首をS字に折りたたんで胴体の上に乗せるため、歩行しているときいとは異なり頭部があまり目立たなくなります。

目撃者さんによれば目撃した生物はクチバシ等が全く確認できず、さらに言えば体もよりがっしりとしておりサギ類には見えなかったということです。

そして次に検討したのがフクロウの仲間 (ミミズク含む) です。

(コミミズクの飛翔)
(image credit by Wikicommons)

フクロウの仲間はサギやペリカンとは違い首を畳まずとも最初から首が短く、またクチバシも小さく顔自体が平たんであるため飛翔時に頭部はあまり目立ちません。

体ががっしりとしていたという目撃からサギよりもフクロウの仲間の方が可能性は高そうですが、目撃した飛翔生物と姿が似ているフクロウは見つかっていないそうです。

(メンフクロウの飛翔)
(image credit by Wikicommons)

というわけで首のない飛翔系のUMAといえばご存じ、アメリカのモスマン、目撃者さんはこのUMAにあやかり越後モスマン (Echigo Mothman) と命名されました。

ちなみにモスマンと誤認される傾向がある鳥類はカナダヅル (Antigone canadensis) とフクロウ、特にメンフクロウ (Tyto alba) が挙げられます。

(カナダヅル)
(image credit by wikicommons nigel(left) / BirdPhotos.com (left))

モスマンの元祖は1966年11月15日にアメリカ、ウェストバージニア州のポイント・プレザントで目撃されたものですが、以後、酷似したUMAは世界中で目撃されており日本でも京都モスマン等、いくつかのモスマン系UMAの目撃が報告されています。

越後モスマンも新たなモスマン目撃事件に是非加えておきましょう。

それではまた皆さんの目撃情報をお待ちしております。








3 件のコメント:

  1. よく「UFOやUMAのよく出る地域」があるといいますが、新潟もそういう地域かもしれませんね

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  2. さらっと触れられてますけど、京都モスマンとは?

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    1. 情報が少なすぎて記事を書く途中で山ているものですが、その名の通り京都で目撃されたモスマン風の物体です。
      もう少ししたらアップ (予約投稿ですが) しておきますね。
      ちなみにUMA一覧のリストに (coming soon!) として載っていたら予約投稿済みという意味です。

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